教育体制強化を実現│MS-Japan様の導入事例

管理部門(経理・財務・人事・総務・法務・経営企画等)、スペシャリスト(公認会計士・税理士・弁護士・金融専門職)に特化した人材紹介サービスを提供している株式会社MS-JAPAN。専門知識を持った方々の採用は難易度が高くなっている中で、近年のIPOブームもあり、人材紹介サービス業界内で独自のポジショニングを確立されています。2016年の東証マザーズ上場から約1年で東証一部に市場変更も達成しております。

業務拡大による社員急増、株式上場など、組織が大きく変化する中で 教育を効率化させ、スピードとクオリティを担保する必要が生じていました。教育効率化を模索する中で、同社では、動画eラーニング「AirCourse」を導入。導入の背景や導入後の変化について取締役 経営管理本部長の藤江さんにお話しを伺いました。

eラーニング導入検討の背景

・組織規模が拡大するにつれて、社内で大きくなる教育体制強化の必要性の声

・株式上場に伴い、ガバナンスやコンプライアンスの強化が必須に

従業員規模が50名程になった時に、それまでは不定期に集合研修をしたり、社員が作成したマニュアルをもとにOJTはしてましたが、質量ともに不十分ではないかとの危機感が募り、社内から「研修をやらないとまずいのでは」と声があがったことが、研修制度を整えるキッカケになりました。

一般的に、企業が急成長して従業員数が50名を超えると、マネジメントのために組織に階層が生じ、リーダーの育成が必要になりはじめます。また、業務の急拡大に応じて従業員の人数を確保するため未経験者や若手の採用を増やすと、教育の必要性がさらに増してきます。

20~30名程度であれば浸透していた企業理念やビジョンも、50名を超えてくると徹底がむずかしくなってきます・・・。

ましてや、従業員の能力がサービスのクオリティに直結する人材サービス業では、そのクオリティを担保する上でも研修制度の整備が急務になっていたことは、企業の成長段階として当然のことだったでしょう。

当初、階層別などの研修制度を整えるために、月額制で受け放題の集合型研修のサービスを利用されました。

しかし、受講したい研修があっても従業員は業務が忙しいため、日時が指定された外部の会場へ行くことができず、研修の受講が思い通りに進まなかったようです。特に外回り中心の営業スタッフは勤務の時間や場所も不規則なため、全く研修が受講できず、内勤の従業員との間で教育格差が生じてしまうという問題も出ていました。

また一方で、上場準備をする中では、各種ガバナンスやコンプライアンス強化が必須となりました。

・年1回のインサイダー取引研修

・年2回のハラスメント研修

・情報セキュリティ研修

などのコンプライアンス研修が必須になっていましたが、やはり営業スタッフが多いため、同じ時間・場所に従業員を集める集合型の研修では、実施が難しいという問題が生じていました。

上場前後で組織が急拡大する場合、コンプライアンスの強化も求められ、やらなくてはならない研修が増えます。

一方で、人数が増え、時間や場所といった物理的な制約で集合研修での実施が難しくなります。

この矛盾を抱えた社員教育の問題は、急成長する企業が上場を目指そうとするステージで避けては通れない問題なのかもしれません。

eラーニングサービス(AirCourse)導入の決め手

教育体制を強化に向けて「場所と時間」という問題を解決するため、eラーニングの導入は必然の選択でした。

ガバナンスやコンプライアンス強化はもちろんのこと、大きな組織のクオリティを担保するためには、企業理念やビジョンの共有、社員のナレッジやノウハウの共有もいずれ必要ではないかとの考えもあり、eラーニング上で独自の研修を作成出来ることが必要要件となりました。

AirCourseでは、独自のeラーニングを簡単に作成することが出来るので、上記2点を解決出来る上に、研修受講者・管理者ともに使いやすいことが導入の決め手となったようです。

実際にeラーニングサービス(AirCourse)を使ってみて

まず初めに、インサイダー取引について独自の内容で撮影した研修動画をアップロードするところからスタートされましたが、「誰が受講済みで、誰が完了していないか」などが見える化され、管理する側が非常に楽になったことが印象的だったようです。

また、AirCourseには「標準コース」という作成済みのビジネス研修コースが備わっており、ビジネススキルの研修や新人向けの研修など汎用的な研修は、わざわざ作成する必要がないため、eラーニングの導入がスムーズに進められたとのことでした。

今後eラーニングサービス(AirCourse)を活用してやりたいこと

中途入社の社員も年間を通じて多いため、営業担当が入社した際の研修メニューを作成し、入社時の研修に割く人事の時間を削減しながら、クオリティは担保して、入社後すぐに活躍できるような環境を提供していくことに注力したいと考えられています。

藤江さん、お忙しい中ありがとうございました!!

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セクハラ・パワハラの研修や、新人向けの研修など汎用的な研修が揃っている「AirCourse」。1人600円/月で受け放題です。クォリティの高い動画研修は今後も追加しておりますので、どうぞご期待ください。

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AirCourseは、誰でも簡単に使えるクラウド型eラーニングサービスです。 撮影した動画をアップするだけで、eラーニングが手軽に作成できます。 「社員研修の時間が取れない」「ナレッジが共有されない」などの社員教育の悩みを解決します。 https://aircourse.com/