近年、リモートワークを推奨している企業は増えてきていますが、ビジネスマナー研修もリモートで行える「eラーニング」の需要が高まってきていることをご存じでしょうか?
「eラーニング」でビジネスマナー研修を行えば、いつでもどこでも手軽に復習ができたり、人事部の負担や研修費用といったコストを抑えられたりするメリットがあります。
しかし、実際に導入しようとした際に、
「どうやって導入するのが適切なのかわからない」
「どんな研修になるのかイメージを掴んでおきたい」
「eラーニングを活用するうえで、抑えるべきポイントや注意点を把握しておきたい」
とお悩みの方も少なくありません。
そこで本記事ではビジネスマナー研修の目的や研修内容(eラーニング講座例)、ビジネスマナー研修にeラーニング導入が効果的な理由、実際にビジネスマナー研修にeラーニングを活用した事例などについて解説していきます。
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目次
ビジネスマナー研修の目的
ビジネスマナー研修は、単に基本的なマナーを教えるだけではなく、社員が社会人として適切な行動を取れるようになるためには欠かせない研修です。
そんなビジネスマナー研修の目的としては、主に以下の2つが挙げられます。
会社の顔として、信頼を失わない対応を身につける
ビジネスマナー研修の第一の目的は、社員が「会社の顔」として信頼を失わない対応を身につけることです。
社員一人ひとりの行動や言動は会社のイメージに直結するため、取引先とのメールや電話対応、商談時の礼儀など、さまざまな場面で適切なマナーを守ることが会社全体の信用を守ることにつながります。
つまり、しっかりとしたビジネスマナーが身についていれば、外部の関係者からの信頼を確保し、ビジネスチャンスを逃さない土台を作ることができるのです。
社内外で良好な人間関係を築き、スムーズに仕事を進める
ビジネスマナー研修の第二の目的は、社内外で良好な人間関係を築き、スムーズに仕事を進めることです。
ビジネスマナーは、単に外部との関係だけでなく、社内でのコミュニケーションやチームワークにも大きな影響を与えます。
例えば、社内での敬語の使い方や、会議中の適切な振る舞いなど、基本的なマナーを身につけることで、誤解や余計な摩擦を避け、トラブルを起こすことなく円滑なコミュニケーションが実現できます。
その結果、社員同士の協力体制が強化されるため、業務の生産性や効率が大きく向上するでしょう。
ビジネスマナー研修の内容と講座例
ここからは、実際にビジネスマナー研修をeラーニングで実施したいと考えている方に向けて、テーマや内容、具体的な講座例を以下の表にまとめました。
テーマ | 内容 | AirCourseの講座例 |
---|---|---|
挨拶 | ・訪問前の事前準備 ・受付での挨拶 ・応接室での正しいマナー(訪問時) ・帰り際のマナー ・万が一遅れてしまうときの対応 | 新入社員の訪問のマナー|AirCourse |
言葉遣い | ・ビジネスにふさわしい基本の言葉遣い ・敬語の種類(尊敬語・謙譲語・丁寧語) ・基本的な敬語・呼称の使いわけ(私ども、御社など) ・間違いやすい敬語(尊敬語と謙譲語の間違え、二重敬語、慣用表現など)の理解 ・クッション言葉 | 敬語の基本|AirCourse |
電話対応 | ・電話を受ける前の準備 ・電話の受け方の基本 ・取次ぎ方の基本 ・名指し人が不在時の対応 ・やってはいけないことの理解 ・伝言の受け方のポイントの理解 ・伝言メモの正しい活用 ・電話をかける前の準備 ・電話のかけ方の基本 | 新入社員のための【職場での電話対応一覧】 |AirCourse |
身だしなみ | ・場面にあった挨拶の種類 ・正しい立ち方 ・正しい座り方 ・お辞儀の種類(会釈・普通礼・最敬礼) ・正しいお辞儀の仕方 ・ビジネスパーソンとしてふさわしい身だしなみ | 入社前にチェック挨拶と身だしなみ|AirCourse |
名刺交換 | ・名刺の準備 ・名刺の差し出し方 ・名刺の受け取り方 ・名刺の同時交換 ・名刺交換時のイレギュラー対応(一例) | 新人社員の名刺交換の基本|AirCourse |
ビジネスマナー研修にeラーニング導入が効果的な理由
eラーニングはさまざまなメリットがあり、ビジネスマナー研修においては効果的な学習を実現します。ここからはビジネスマナー研修でeラーニングを導入する主なメリットを3つご紹介します。
研修内容を復習できる
eラーニングの大きなメリットのひとつとして、受講者が研修内容を何度でも復習できる点が挙げられます。
集合研修では、一度説明を聞き逃したり理解が浅い部分があったりすると、その場で解決するのが難しい場合がありますが、eラーニングでは動画や資料を繰り返し閲覧できるため、理解が不足している箇所を自分のペースで学び直すことが可能です。
そのため、受講者は確実にビジネスマナーを習得し、自信を持って実践できるようになります。
また、時間が経過しても、必要な時に研修内容を再確認できるため、長期的な学習効果が期待できるでしょう。
集合研修と比べて、人事部の負担や研修費用を抑えられる
集合研修では講師の手配や会場の確保、日程調整など、さまざまな準備に加えて、会場費や交通費、講師の謝礼などを算出しなければならないため、人事部には多くの時間と労力がかかります。
一方、eラーニングでは、一度コンテンツを制作すれば、何度でも繰り返し利用できるため、上記のような準備や手間を大幅に削減できます。
さらに、受講者は自分のペースで学習できるため、業務への影響も最小限に抑えることができ、企業全体の効率化に貢献できることも大きなメリットといえるでしょう。
内定者研修にも活用できる
eラーニングは、内定者研修にも効果的に活用できます。
従来の集合研修では、内定者が集まるタイミングを調整するのが難しい場合がありますが、eラーニングなら、時間や場所に制約されることなく、好きなタイミングでの受講が可能です。
そのため、わざわざ入社後に全員の時間を確保して研修するのではなく、入社前に知識をインプットしておき、入社後は実務に集中できるため、新入社員の早期戦力化が期待できます。
ビジネスマナー研修にeラーニングを導入する際の注意点
ここまで、ビジネスマナー研修にeラーニング導入が効果的な理由について解説してきましたが、メリットばかりではなくデメリットも存在します。
闇雲に導入してしまうと、逆に生産性や効率が低下してしまう可能性があるため、事前にデメリットを把握し、対策しておくことが重要です。
ここからは、ビジネスマナー研修にeラーニングを導入する際の主な注意点を3つ紹介します。
対面研修と組み合わせて設計する
ビジネスマナーには、相手の表情や反応を読み取りながら適切に対応する力が求められますが、これらのスキルはオンラインで学習するeラーニングだけでは習得しにくい部分があります。
対面研修では、実際のコミュニケーションやロールプレイングを通じて、eラーニングで学んだ知識を実践的に磨きながら、即時フィードバックを受けて効率的に成長ができます。
そのため、eラーニングで基礎を学び、対面研修でその理解を深める設計にすることで、研修の効果を最大限に引き出すことができるでしょう。
受講環境を確保する必要がある
自宅やオフィスで受講する場合、静かで集中できるスペースがないと、学習の質が低下してしまう可能性があります。
また、インターネット接続が不安定な場所では、動画の再生やコンテンツの閲覧がスムーズに行えないこともあります。
そのため、eラーニングを導入する際には、受講者が快適に学習できる環境を事前に整備しておくことが重要です。
会社側は受講時間確保のフォローや、学習の進捗状況を確認するためのサポート体制を設けることで、eラーニングの効果を最大限に引き出し、全社員にビジネスマナーを確実に習得してもらうことができます。
eラーニングシステムの使い方のインプットが必要
初めてeラーニングを利用する社員や、ITスキルに不安を感じる社員にとって、eラーニングシステムの操作に慣れるまで時間がかかることがあります。
また、システムの操作に不慣れな状態で研修を開始すると、学習そのものに集中できなくなり、研修の効果が半減する恐れがあります。
そのため、最初はeラーニングシステムのログイン方法や初期設定、受講方法をまとめたマニュアルの作成や、トラブルが発生した際の対応方法を事前に説明し、サポート体制を整えることで受講者がスムーズに学習を進められるようにすることが大切です。
ビジネスマナー研修にeラーニングを活用した事例
国内の諸産業プラントや発電所、公共施設、建物など幅広い分野で電気設備工事を主体に事業を行う株式会社あいはらでは、若手社員から「基本的なビジネスマナーを学べる場が欲しい、会社としてもフォローしてほしい」という要望があり、会社としてもそのニーズに応える必要がありました。
そんな中、コロナ禍で集合研修の開催が困難となり、従来の研修方法に限界を感じてeラーニングの導入を決断。
導入直後は多少の抵抗感をもつ社員や、操作方法についての質問があったものの、今では全社員が学びの習慣化・視聴の定着化に向けて、積極的に受講する状態となりました。
その結果、ビジネスマナーに加えて、ビジネススキル全般を幅広く学べる機会が増え、社員の大きな成長につながったのです。
さらに、数多くのオリジナル動画を作成し、社員のニーズに応じたカスタマイズ研修も実施しているため、「社員教育に積極的な企業」として新卒人材の確保にも貢献しています。
まとめ
ビジネスマナー研修でeラーニングを実施すると、「研修内容を復習できる」「人事部の負担や研修費用を抑えられる」「内定者研修にも活用できる」といったメリットがありますが、一方で対面研修との組み合わせ方や受講環境の整備、使い方のインプットなど、事前に把握して対策しておかなければならない注意点もあります。
「現状の集合研修ではコストがかかってしまう」「研修での学習内容が定着しない」とお悩みの方は、ぜひAirCourseなどのeラーニングシステムを導入して効率的な学習を実現しましょう。
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オンラインで学習できるeラーニングシステムを使えば、ビジネスマナー研修をはじめとした教育の均質化やより広範囲な人材のスキルアップを実現できます。集合研修と違い、時間や場所に縛られず、また実施工数も削減できるでしょう。
しかし、eラーニング導入でネックになるのが研修プログラムの更新です。優秀な人材育成のためには、常に最新の情報にアップデートし、有益な学習コンテンツを提供する必要があります。
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さらに、身につけたいスキルや知識にあわせて自社オリジナルコースを柔軟かつカンタンに作成可能。受講記録や進捗といった学習記録も手軽にでき、とことん”使いやすさ”にこだわっています。
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