この連載記事では、全4回にわたって、人事担当者を悩ませる非効率で煩雑な業務の代表例である研修管理に焦点を当てて、非効率の原因追及から、最新のITサービスであるクラウドLMSを利用して、現状から脱却する方法までを解説します。
題して「めざせ脱Excel~クラウドLMSで楽々研修管理」をお送り致します。
第4回:研修担当者が得するクラウドLMSのさまざまな機能
前回の連載第3回「クラウドLMSを利用した研修管理の効率化」では、研修受講情報の一元管理を実現するシステムの中でも、もっとも新しいクラウドLMSと、それを利用した効率的な研修管理フローや集計、レポートについて解説しました。
その結果、クラウドLMSの利用により、Excelによる研修管理の4つの問題、「ファイル管理」、「進捗管理」、「履歴管理」、「集計」がすべて解決することがわかりました。
しかし、クラウドLMSの機能はそれだけではありません。
多くのクラウドLMSは、研修管理以外の多彩な機能を備えており、研修担当者の業務をより効率化、高度化することができるようになっています。
今回の連載第4回では、研修担当者の業務をより効率化、高度化するために利用可能なクラウドLMSの機能について解説します。
いつでもどこでも、スマホ、タブレット、PCで学べる
前回第3回で画面例を取り上げたAirCourseは、研修管理システムだけではなく、eラーニングシステムも統合された形でサービスが提供されており、次のような特徴があります。
スマホ、タブレットで受講できる所謂「マルチデバイス対応」は、忙しい社員に効率的に研修を受講させるための必須機能といえます。
AirCourseの場合、↑の画面例のように、理解度テストでさえもスマホ画面から受験することができるようになっております。
外勤営業、客先常駐、店舗勤務といった固定型オフィスに出社できないタイプの社員、アルバイトであっても、研修受講をスマホですべて完結することができるようになっています。
2.社員自らコンテンツを手軽にアップし、業務ノウハウを簡単に社内共有
研修などのコンテンツのアップロードと共有については、社内研修や会議、OJTの様子などを、スマホ等で撮影してアップするだけです。
それだけで社内や部内でのナレッジ共有が可能になっており、専用の機材の手配や、撮影担当者の配置といった研修担当者の負荷は全くありません。
3.目的・職種・レベル別などの、質の高い動画eラーニングが揃っている
AirCourseの場合、新人向けビジネスマナー教育やコンプライアンス教育をはじめ、ビジネスパーソンに必要なスキルとされるロジカルシンキングやタイムマネジメントなど70コース以上(2019年3月現在)の動画eラーニング(標準コンテンツ)がすぐに利用可能となっています。
しかも、全てのコースが受け放題ですので、いつでも、何度でも受講できます。
これらの標準コンテンツと、2の自社のオリジナル研修やマニュアルなどを組み合わせることで、研修担当者は研修のカリキュラム作成をきわめて効率的に行うことができます。
まとめ
4回にわたって連載してきたこの記事も、今回で最終回となりました。
昨今HRテックと称して、人事向けのさまざまなクラウドサービスが提供されるようになってきましたが、今回ご紹介したクラウドLMSもその一つといえるでしょう。
このような最新ITサービスをフル活用して人材育成、人事業務を効率化することは、働き方改革の旗振り役としての人事部門が最初に取り組むべき課題といえるのではないでしょうか?
第4回:研修担当者が得するクラウドLMSのさまざまな機能
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社員教育をカンタンに。クラウド型eラーニングAirCourseをフル活用して人材育成、人事業務を効率化に是非チャレンジしてください。