デザインに強いeラーニング5選|デザイン思考と伝わる資料、Adobe操作まで

資料の伝わりやすさや、視覚的にわかりやすく情報を伝えるスキルは、特定の社員に偏りがちです。デザイン関連の学習を社内に広げたいと考えても、扱う範囲が考え方からツール操作まで幅広く、着手点に迷いやすい領域です。

デザインのスキルを3層で捉えると、対象者を分けて広げやすくなります。企画に活かすデザイン思考、非デザイナーの表現力、制作物を仕上げるツール操作。役割に応じて必要な層だけを届けられます。

本記事では、デザイン学習に使える主要なeラーニングシステム5社を比較し、得意領域を解説します。3層の学習コースの組み立て方や社内に広げる運用の工夫にも触れているので、自社に合うシステム選びにお役立てください。

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デザインに適した学習コース・カリキュラム

デザインに関わるスキルは、考え方としてのデザイン思考、資料や情報を伝わりやすく整える表現力、そして制作物を仕上げるツール操作までを含みます。担当者だけが抱えがちなこれらのスキルは、学習コースを通じて幅広い社員へ広げられます。ここでは、企画に活かす発想法から非デザイナーの表現力、Adobeツールの実践までの3層でコースを整理しました。

ビジネスに活かすデザイン思考・企画力

デザインを見た目づくりではなく、課題解決や企画の考え方として活かす講座群です。若手から管理職まで、職種を問わず取り組みやすい内容が中心になります。

デザインと創造性の基礎から、企画に使える発想法、顧客理解のためのリサーチ、UXの考え方まで段階的に押さえられます。手を動かす前の土台となる視点を養う位置づけです。

学習内容学習コース例
デザインと創造性の基礎を仕事に活かす視点で学ぶビジネスと組織を変革するデザインの力①デザインと創造性
企画・課題解決に使うデザイン思考の発想法を身につける【MBAシリーズ】ビジネス思考法:034_クリエイティブシンキング②デザイン思考
顧客理解のためのデザインリサーチの基本を学ぶ顧客理解のためのデザインリサーチ①デザインリサーチとは何か?
UX(ユーザー体験)の考え方の基礎を押さえる使いやすいプロダクト作りのデザイン基礎①UX(ユーザー体験)とは何か?

非デザイナーの表現力・伝わる資料とデザイン依頼

社員ごとに差が出やすい資料の見やすさをならすための講座群です。ターゲットに響く資料の考え方から、スライドの整え方までを扱います。

あわせて、デザイナーへ制作を依頼する際のコミュニケーションの基本も学べます。専門職に頼る場面でも、意図を正しく伝えられる土台になります。

学習内容学習コース例
ターゲットに響く資料デザインの考え方を学ぶペルソナが興味をひくデザイン
伝わるスライドのデザインの整え方を学ぶGoogleスライドで仕事をスマートに!②スライドデザイン
デザイナーへの依頼・コミュニケーションの基本を学ぶビジネスパーソンが身につけるべきデザイン依頼の基本①コミュニケーションデザインとは何か

デザインツールの実践スキル

Adobe系ツールとWebデザインの入門講座群です。IllustratorやPhotoshopなどを最初の操作から扱い、手を動かして制作物を仕上げる力を養います。

動画教材を自分のペースで繰り返し見られるため、操作に慣れるまで何度でも復習できます。非デザイナーが実技へ踏み出す入り口としても使いやすい設計です。

学習内容学習コース例
Illustratorの基本操作を最初から学ぶゼロからはじめる!Adobe Illustrator入門①Illustratorのはじめかた
Photoshopの基本操作を最初から学ぶゼロからはじめる!Adobe Photoshop入門①Photoshopのはじめかた
InDesignでの誌面・資料作成の基本を学ぶゼロからはじめる!Adobe InDesign入門①InDesignのはじめかた
Webサイトのデザイン作成の基礎を学ぶ仕事で使えるWebサイト作成とSEO入門③Webサイトのデザイン作成

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デザインに強い主要eラーニングシステム比較

デザイン領域の学習では、企画に活かすデザイン思考と、非デザイナーの表現力底上げの2つが重心になります。多くのサービスはビジネススキル研修の一部としてデザイン関連を扱うため、そのカバレッジを中立に比べる視点が役立ちます。ここでは主要5社を、料金と特徴から整理しました。

サービス料金(月額目安)特徴
AirCourse200円/名〜デザイン思考からAdobe実践操作まで概念と手技を同一基盤でカバー
グロービス学び放題11,550円/ID〜(6ヶ月)MBA体系にデザインカテゴリ。デザイン思考・事業開発を体系提供
Schoo for Business要問合せ9,000本超の継続学習型。資料デザイン・最新トレンド講座を随時追加
etudes Plus要問合せ階層別体系にプレゼン・ロジカルシンキング等、伝わる資料作成の隣接スキル
manebi eラーニング要問合せ約8,000教材の幅広いビジネススキル研修

料金・コース数などは2026年7月時点の各社公式サイト掲載値です。

AirCourse(KIYOラーニング株式会社)

AirCourseは、月額200円/名から利用できるクラウド型eラーニングです。1,300コース以上の標準コースを備え、ビジネススキルから専門スキルまで幅広く配信できます。

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デザイン領域では、企画に活かすデザイン思考やUXの考え方といった概念と、IllustratorやPhotoshopなどのツール操作という手技の両方を標準コースとして持っています。考え方を学んだ社員が、そのまま実技のコースへ進める流れを組みやすい点が特徴です。

資料表現の底上げも同じプラットフォームで完結でき、非デザイナー向けのスライドや資料デザインの講座もそろっています。学習状況の把握まで一つの基盤で扱えるため、全社的な表現スキルの育成に取り組みやすい設計です。

項目内容
運営会社KIYOラーニング株式会社
初期費用0円
月額料金200円/名〜(年間契約・1,000名利用時、コンテンツプラスプラン最安条件)
セキュリティISO 27001
コース数1,300コース以上・8,000本以上の動画研修(コンテンツプラスプラン)
デザイン関連のコース例ビジネスと組織を変革するデザインの力/ゼロからはじめる!Adobe Illustrator入門
無料トライアル30日間の無料お試し(期限なしのフリープランあり)
公式サイトhttps://aircourse.com/

実際の画面で確かめたい方へ

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グロービス学び放題(株式会社グロービス)

グロービス学び放題は、MBAの知見を体系立てて学べる定額制の学習サービスです。16のカテゴリに4,800コース以上をそろえ、経営やビジネススキルを幅広くカバーします。

カテゴリの一つに「デザイン」があり、デザイン思考を軸とした講座を体系的に学べます。企画や新規事業といった事業開発の領域ともつなげやすく、考え方としてのデザインを深めたい場面に向いています。

個別のコース名やセキュリティ認証については要問合せです。全コンテンツを見放題で試せる2週間の無料期間も用意されています。

項目内容
運営会社株式会社グロービス
初期費用無料
月額料金税込11,550円/ID〜(6ヶ月・1人月あたり約1,925円相当)
セキュリティ要問合せ
コース数4,800コース以上(16カテゴリ)
デザイン関連のコース例「デザイン」カテゴリあり(デザイン思考等。個別コース名は要問合せ)
無料トライアルあり(2週間無料・全コンテンツ見放題)
公式サイトhttps://gce.globis.co.jp/service/hodai/

Schoo for Business(株式会社Schoo)

Schoo for Businessは、9,000本を超える授業を継続的に学べる学習サービスです。21のカテゴリを扱い、年間およそ600本のペースで新しい授業が追加されます。

デザイン領域では、資料デザインや最新トレンドを扱う講座が随時加わります。生放送と見逃し配信の仕組みがあり、変化の早い表現スキルを更新し続けられる点が持ち味です。

個別のコース名や料金は要問合せです。学び続ける習慣づくりを重視する運用と相性がよいサービスです。

項目内容
運営会社株式会社Schoo
初期費用要問合せ
月額料金要問合せ
セキュリティ要問合せ
コース数9,000本以上(21カテゴリ・年間約600本更新)
デザイン関連のコース例要問合せ(資料デザイン・最新トレンドの講座を随時追加)
無料トライアル要問合せ
公式サイトhttps://schoo.jp/biz

etudes Plus(アルー株式会社)

etudes Plusは、階層別・スキル別の教材を定額で受け放題にできる学習サービスです。100種以上の教材と約600本の演習を組み合わせ、育成体系に沿った学びを設計できます。

伝わる資料づくりの土台となる「プレゼンテーション」や「ロジカルシンキング」など、デザインの隣接スキルが体系に含まれます。情報を整理して相手に届ける力を、階層に応じて積み上げやすい構成です。

デザイン単体のコースや料金は要資料請求となります。研修体系の中に表現スキルを組み込みたい場面で選択肢になります。

項目内容
運営会社アルー株式会社
初期費用要問合せ
月額料金要問合せ(定額制受け放題)
セキュリティ要問合せ
コース数階層別・スキル別教材100種以上/演習約600本
デザイン関連のコース例「プレゼンテーション」「ロジカルシンキング」等の隣接スキル(デザイン単体コースは要資料請求)
無料トライアル要問合せ
公式サイトhttps://etudes.jp/etudes-plus

manebi eラーニング(株式会社manebi)

manebi eラーニングは、約8,000の教材を備えた幅広いビジネススキル研修のサービスです。多様な分野をカバーし、目的に応じて教材を選んで配信できます。

デザイン思考や資料作成に関わる教材も、この幅広いラインアップの一部として扱えます。階層別に教材を組み合わせられるため、対象者に合わせた学習の組み立てがしやすい設計です。

デザイン単体のコース名や料金は要問合せです。まずデモアカウントで教材の中身を確かめてから検討を進められます。

項目内容
運営会社株式会社manebi
初期費用要問合せ
月額料金要問合せ(IDベースの料金設定・非公開)
セキュリティ要問合せ
コース数約8,000教材
デザイン関連のコース例要問合せ(幅広いビジネススキル研修の一部)
無料トライアルあり(デモアカウント)
公式サイトhttps://manebi.co.jp/elearning/

デザイン研修でeラーニングを活用するポイント

デザインのスキルは、考え方としてのデザイン思考から資料の表現力、ツール操作までと幅が広く、対象者によって必要な内容が変わります。全員に同じ教材を配ると過不足が出やすい領域です。ここでは、eラーニングでデザイン研修を進めるうえで押さえたい3つのポイントを整理しました。

職種・レベルに合わせて配信を分ける

デザイン領域は、誰にどこまで学んでもらうかで必要な教材が変わります。考え方としてのデザイン思考は企画や課題解決に幅広く役立つため、全社員へ広げる対象になりやすい内容です。

一方、Adobeツールの実践操作は、制作物を扱う関連職種に絞ったほうが学習の負担を抑えられます。学習パスを使って対象者ごとに配信するコースを分けておくと、それぞれに合った内容を届けやすくなります。

概念と実技を段階的に組み合わせる

デザインは、考え方を押さえてから手を動かすと理解が深まりやすい領域です。デザイン思考やUXの基礎で土台をつくり、そのうえでツール操作へ進む流れを組むと、学びがつながります。

いきなり操作から入ると、なぜその表現にするのかが曖昧なまま作業だけを覚えがちです。概念のコースと実技のコースを段階的に並べておくことで、意図をもって制作物に取り組む力の習得を後押しできます。

受講状況とテスト結果を可視化する

配信して終わりにせず、誰がどこまで学んだかを把握しておくと、表現スキルの定着を確かめやすくなります。受講状況やテスト結果を組織別に集計する機能を使えば、部署ごとの進み具合が見えてきます。

未受講が多い部署にはフォローを入れ、理解が浅い箇所は補足の教材を案内するといった運用につなげられます。学んだ内容が実際の資料や制作物に反映されているかまで確認していくと、研修の効果を見極めやすくなります。

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まとめ:デザイン学習は3層で捉えると社内に広げやすい

デザインをeラーニングで学ぶとき、まず押さえておきたいのは、その領域を一枚岩で考えないことです。デザイン思考という考え方、非デザイナーが伝わる資料を作る表現力、Adobeツールの実践操作という3つの層に分けて捉えると、誰にどこから学んでもらうかが決めやすくなります。

主要な5社のサービスを見比べると、その扱い方には違いがありました。デザイン思考を体系立てて提供するもの、継続学習のなかで最新トレンドを追えるもの、伝わる資料づくりという隣接スキルまで含むものと、強みの置きどころが分かれています。自社が広げたいのが考え方なのか、実務の表現力なのかで、選ぶべき方向は変わってきます。

導入後の運用では、職種やレベルに応じて配信を分け、概念と実技を段階的に組み合わせること、そして受講状況やテスト結果を可視化して定着を確かめることが、社内展開を後押しします。

まずは、自社で広げたいデザインの層がどこにあるかを整理してみてください。学ぶ対象が定まれば、比較すべきサービスの条件も自ずと見えてくるでしょう。

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スペックや料金は資料で比べられますが、「現場の社員が迷わず使えるか」は実際の画面でしか分かりません。導入後のミスマッチを避けるには、検討段階で実物を確認するのが確実です。

AirCourseは大企業からベンチャーまで幅広く導入されているクラウド型eラーニングです。株式会社ぐるなび、パーソルテンプスタッフ株式会社など3,000名規模の導入実績もあります。

 標準コースのうち18コースを視聴可能
 初期費用0円で、登録後すぐにご利用いただけます
 有料プランでは1,300コース・8,000本以上の動画研修が受け放題(コンテンツプラスプラン)

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よくある質問

Q. デザインの知識がない社員でもeラーニングで学べますか?

はい、学べます。デザインのeラーニングには、考え方を扱うデザイン思考、伝わる資料づくり、Adobeツールの操作といった段階があります。動画教材を自分のペースで繰り返し見られるため、知識のない社員の入り口に向いています。基礎からの動画で少しずつ理解を積み上げられるでしょう。

Q. デザイン研修をeラーニングで行うメリットは何ですか?

時間や場所を選ばずに学べる点が挙げられます。デザインは考え方の理解とツール操作の反復が必要で、動画を繰り返し見られるeラーニングと相性がよい分野です。受講状況を集計しやすく、職種やレベルに合わせて教材を配信できるのも利点といえます。集合研修と組み合わせる運用も選べます。

Q. IllustratorやPhotoshopなどのツール操作もeラーニングで習得できますか?

操作手順は動画で示しやすいため、eラーニングでの反復練習に向いています。実際に手を動かしながら学ぶことで、基本操作の定着を後押しできます。ただし、ソフトのバージョンによって画面や機能が変わる場合があるため、教材が対応する版を確認しておくと安心です。

Q. デザイン思考とデザインツールのスキルは何が違いますか?

目的が異なります。デザイン思考は企画や課題解決に活かす考え方で、利用者の視点から発想を広げる力を指します。一方でデザインツールのスキルは、制作物を仕上げるための手技です。前者は幅広い職種に、後者は制作を担う人に役立ちます。両方を段階的に学ぶ設計が現実的でしょう。

Q. デザイン研修の学習効果はどのように管理・確認できますか?

受講状況やテスト結果を組織別に集計し、可視化する運用が一般的です。誰がどこまで進んだかを把握でき、フォローの判断にも役立つでしょう。たとえばAirCourseにも受講管理やレポートの機能があり、職種やレベルに合わせた学習パスで配信できます。数値をもとに次の研修を検討しやすくなります。