eラーニングのスモールスタート|1部署で試して全社に広げるには

eラーニングをスモールスタートで始めるなら、まず1つの部署に2〜3か月の期間を区切って導入し、「受講が続くか」と「管理者の手間」を確かめてから、全社に広げるか否かを決めるのがおすすめです。

「期限内に対象者の8割が受講を終える」「管理者の作業は週1時間以内」のように、全社に広げる条件をあらかじめ数字で決めておくと、試す期間が終わったあとに迷わず判断できます。

本記事では、スモールスタートで始める前に決めておくこと、スモールスタートの期間内で見るべき項目、最初に試す部署と期間の選び方を解説します。

eラーニングシステムを比べるなら:主要eラーニングシステムの比較

スモールスタートで最初に決めておくこと

1つの部署から始める場合でも、全社で使うときの運用(部署の登録、管理者の体制、費用、始める時期)は最初に考えておきましょう。1つの部署でうまくいっても、いざ全社に広げてみると、部署の登録や費用の計算でつまずくことがあるため注意が必要です。

項目決めること
組織の登録全社の部署をどう登録し、異動や入退社をどう反映するか
管理者の体制全社の管理を1人で持つか、部署ごとに担当を置くか
費用人数で単価が変わる料金表のとき、全社の人数でいくらになるか
開始の時期繁忙期や年度末を避けて、全社でいつ始めるか

1つの部署で試す期間には、この運用で回るかどうかを、少ない人数で試します。

1つの部署で試す期間に確かめる項目

次の表は、項目ごとに「見る数字」と、「全社に広げる基準の例」をまとめたものです。始める前に自社の基準を決めておき、終わったら結果と見比べてみてください。

確認する項目見る項目基準例
受講の進み期限内に受講を終えた人数対象者の8割以上が期限内に完了
受講の時間1人あたりの学習時間、受講した時間帯業務の合間に収まっている
管理者の作業登録、割り当て、案内、集計にかかった時間週1時間以内
研修内容が業務に合っているか受講者の感想、テストの点数「仕事に使える」と答えた人が過半数
運用の課題ログインや端末、通信の問い合わせの件数同じ問い合わせが繰り返し出ていない

受講者へのアンケートは、「内容は仕事の役に立ったか」「受講する時間は取れたか」「続けたいか」の3問ほどに絞ると、答えてもらいやすくなります。

基準に届かなかったときは、原因が受講の時間の取り方などの運用側にあるのか、教材や機能などのサービス側にあるのかを見ます。そのうえで、運用を変えるか、サービスを変えるかを考えましょう。

試す部署と期間の決め方

試す部署は、管理者が一人ひとりの受講状況を見られる人数で、上長の協力が得られる部署から選びます。

条件選び方
人数10〜30名程度。管理者が個別に声をかけられる
受講の環境PCかスマートフォンで、受講する時間を取れる
上長の協力上長が進み具合を毎週確認できる
研修のニーズ研修で解決したい課題がある

期間は2〜3か月が適しています。1か月では、受講が毎週の業務に組み込まれるかまで分かりません。半年以上かけると、全社に広げる判断が遅れます。

3か月で行うなら、最初の2週間で受講者の登録と案内を済ませ、8週間を受講に充て、最後の2週間で結果を振り返ります。受講の期間には、その部署の繁忙期が重ならないようにしましょう。

少人数からeラーニングを試すなら

AirCourseの場合は単月から契約でき、料金表も1ライセンスから始まるので、1つの部署だけで導入できます。20名で試す場合、コンテンツプラスプランの月間契約なら1人月額600円で、月12,000円(税抜)です。

※月間契約の場合。最新の料金は料金ページをご覧ください(2026年10月時点)。

契約の前に、無料のアカウントで管理画面や受講の流れを試せます。

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導入事例:株式会社エージェントグロー様は、導入前に研修を実施しておらず、本社は25名ほどの少人数で運用する前提でした。年1回の全従業員研修を、受講期間2か月、リマインド最大3回、期限の1週間前からは管理者が個別に連絡する形で運用しています。

成果として、最初の1か月で従業員の20〜30%が受講を終え、社員が増えても運営コストをほとんど変えずに管理できているとのことです。

参考:株式会社エージェントグロー様の導入事例

まとめ

eラーニングのスモールスタートで大事なのは、1つの部署で試す前に、全社で使うときの運用と、全社に広げる条件を固めることです。

まずは、試す部署を1つ選び、全社に広げる条件を数字で書き出すところから始めましょう。

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よくある質問

Q. 1つの部署でeラーニングを試すには、どう始めればいいですか?

試す部署を1つ選び、2〜3か月の期間を区切って導入するのが一般的です。始める前に、期限内に受講を終えた人の割合や管理者の作業時間など全社に広げる条件を決めると、終わったあとに判断しやすくなります。

Q. 1部署から全社に広げるときの注意点は何ですか?

人数と部署が増えると、部署の登録、管理者の人数、費用の計算が変わります。全社の人数で費用を出し直し、繁忙期や年度末を避けた時期に始めましょう。こうした点は1つの部署で始める前から考えておけば、広げるときに慌てずに済みます。

Q. eラーニングは、少人数からでも契約できますか?

契約できる人数の下限は、サービスによって異なります。契約の前に、最低何アカウントから契約できるかを聞いておきましょう。AirCourseは1ライセンスから契約できます。

Q. eラーニングは、無料で試せますか?

無料のお試しの内容は、サービスによって異なります。AirCourseは無料のフリープランで、管理画面や受講の流れを契約前に試せます。受講できるコースはお試し用の一部で、受講履歴の保存は30日間です。