部門をまたぐ体制でプロジェクトを任される社員が増える一方、進め方が担当者ごとに異なり、抜け漏れや手戻りが起きています。教育の必要性は感じつつ、経験任せになっている職場も少なくありません。
eラーニングであれば、プロジェクトの全体像と計画の立て方、タスク管理やリスクへの備え、直接の上司ではない立場でメンバーに動いてもらう関わり方まで、段階を追って必要な範囲を配れます。
本記事では、プロジェクトマネジメントの教育に使える主要なeラーニングシステム5社を比較し、得意領域を解説します。学習コースの組み方や運用の工夫、導入事例にも触れているので、自社に合うシステム選びにお役立てください。
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目次
プロジェクトマネジメントに適した学習コース・カリキュラム
プロジェクトマネジメントは、期限と目標が決まった取り組みを、限られた資源のなかで成果まで導く技術です。部門をまたぐ体制になることが多いため、指揮命令が及ばないメンバーにどう動いてもらうかという難しさもついてきます。
学習の流れとしては、まずプロジェクトの全体像と計画の立て方を押さえます。そのうえで日々の進行を管理する方法、想定外への備え、メンバーとの関わり方へと範囲を広げていきます。
この章では、その流れに沿って全体像と計画・進行管理とリスク・メンバーマネジメントという3つの切り口で講座を整理しました。プロジェクトリーダーに指名された社員向けの研修として、通しで組み立てられます。
全体像と計画立案を学ぶ講座
最初に押さえたいのが、プロジェクトとは何で、どのような段階を経て進むのかという枠組みです。全体像を持たないまま走り出すと、後工程で必要になる作業が抜け落ち、終盤に無理が集中します。
ここでは、プロジェクトマネジメントの全体像と、実現性の高い計画の立て方を扱う講座を紹介します。着手前のこの段階が、プロジェクトの成否を大きく左右します。
| 学習内容 | 学習コース例 |
|---|---|
| プロジェクトマネジメントの全体像を学ぶ | 成果を確実に実現するプロジェクトマネジメント:①プロジェクトマネジメントの全体像 |
| 実現性の高い計画の立て方を学ぶ | 成果を確実に実現するプロジェクトマネジメント:②実現性を高めるプロジェクトの計画立案 |
進行管理とリスクへの備えを学ぶ講座
計画どおりに進むプロジェクトはほとんどありません。作業の進み具合を把握して調整する仕組みと、起こりうる問題にあらかじめ備える視点の両方が求められます。
ここでは、タスクとスケジュールの管理、そしてリスクマネジメントを扱う講座を紹介します。遅延やトラブルが起きてから対処するのではなく、事前に手を打つ考え方が身につきます。
| 学習内容 | 学習コース例 |
|---|---|
| タスクとスケジュールの管理方法を学ぶ | 成果を確実に実現するプロジェクトマネジメント:③実行力を高めるタスク・スケジュールマネジメント |
| 起こりうる問題への備え方を学ぶ | 成果を確実に実現するプロジェクトマネジメント:④プロジェクトの損失を最小限に抑えるリスクマネジメント |
メンバーマネジメントを学ぶ講座
プロジェクトを動かすのは人です。部門をまたぐ体制では、直接の上司ではない立場でメンバーに動いてもらう場面が生まれ、指示を出すだけでは前に進みません。
ここでは、プロジェクトを活性化させる関わり方を学ぶ講座を紹介します。計画と管理の技術だけでは埋まらない部分を補う内容になっています。
| 学習内容 | 学習コース例 |
|---|---|
| メンバーの力を引き出す関わり方を学ぶ | 成果を確実に実現するプロジェクトマネジメント:⑤プロジェクトを活性化するメンバーマネジメント |
| プロジェクトマネジメントを通しで学ぶ | 【学習パス】成果を確実に実現するプロジェクトマネジメント研修 |
プロジェクトマネジメントの学習に強い主要eラーニングシステム比較
プロジェクトマネジメントの学習手段には、個人が単発で受講する専門講座もあります。ただ、社内の複数人へ継続的に配り、受講状況まで管理したい場合は、定額制のeラーニングシステム(LMS)のほうが目的に合います。そのため、ここでは、プロジェクト進行に必要な領域を学べる主要5社を取り上げ、それぞれの得意分野を整理します。
| サービス | 料金(月額目安) | 特徴 |
|---|---|---|
| AirCourse | 200円/名〜 | プロジェクトマネジメントの専用シリーズ5講座を学習パスで通しで配れる |
| SEプラス | 28,000円〜(1〜24名・税抜) | IT人材の育成体系にプロジェクトマネジメント領域を含む |
| KnowledgeC@fe | 150円/ID〜(スポット利用・税抜) | 集合研修・ライブ配信・eラーニングを1システムで運営できる |
| eラーニングライブラリ | 約400円/名(年額4,792円/名・100名利用時・税込) | 課題解決や合意形成など対人領域のコース層が厚い |
| Cloud Campus | 70,000円〜(Entry・税抜) | 受講登録者数が無制限で、人数が増えても料金が変わらない定額制 |
料金・コース数などは2026年8月時点の各社公式サイト掲載値です。
AirCourse(KIYOラーニング株式会社)

AirCourseは、KIYOラーニング株式会社が運営するクラウド型のeラーニングシステムです。コンテンツプラスプランでは1,300コース以上・8,000本以上の動画研修を定額で利用でき、自社で作成した教材も同じ環境で配信できます。
プロジェクトマネジメントについては、全体像・計画立案・タスクとスケジュール管理・リスクマネジメント・メンバーマネジメントの5講座がシリーズとして用意されています。5講座をまとめた学習パスもあり、学ぶ順番を決めた状態でプロジェクトリーダーへ届けられます。
組織階層やグループの単位でコースを割り当てられるため、リーダーとメンバーで配る範囲を変える運用にも対応します。初期費用は0円で、30日間の無料お試しから始められます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営会社 | KIYOラーニング株式会社 |
| 初期費用 | 0円 |
| 月額料金 | 200円/名〜(年間契約・1,000名利用時、コンテンツプラスプラン最安条件) |
| セキュリティ | ISO 27001 |
| コース数 | 1,300コース以上・8,000本以上の動画研修(コンテンツプラスプラン) |
| プロジェクトマネジメント関連のコース例 | 成果を確実に実現するプロジェクトマネジメント:①プロジェクトマネジメントの全体像/成果を確実に実現するプロジェクトマネジメント:③実行力を高めるタスク・スケジュールマネジメント |
| 無料トライアル | 30日間の無料お試し(標準コース一部視聴)/期限なしのフリープラン(アップロード容量2GB上限等の制限あり) |
| 公式サイト | https://aircourse.com/ |
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クラウド型eラーニングサービス「AirCourse」では、1,300コース・8,000本以上の動画研修を用意しており、幅広いテーマに対応しております。
階層別研修をはじめとする「動画研修の体系図・コースリスト」を無料でお配りしておりますので、気になる方は実施したい研修目的にフィットするかご確認ください。
SEプラス(株式会社SEプラス)

翔泳社グループの株式会社SEプラスが提供する、IT・エンジニア領域に特化した定額制の研修サービスです。SEカレッジのプランでは、翔泳社の著者陣が登壇する研修を年間約500コースの規模で受講できます。
カバーする分野はプログラミング、データベース、ネットワーク、OS・システム基盤、セキュリティ、AI、ITリテラシーなど15領域にわたり、そのなかにプロジェクトマネジメントの分野が含まれます。技術を学ぶ流れのなかでプロジェクトの進め方も押さえられるため、IT人材の育成体系を1本にまとめたい企業と相性がよくなっています。
対象は開発現場のエンジニアが中心で、全社向けの汎用テーマは付属しません。SEカレッジは500社以上・35,000人以上が会員となっています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営会社 | 株式会社SEプラス(翔泳社グループ) |
| 初期費用 | 入会金50,000円(税抜・SEカレッジ) |
| 月額料金 | 規模別定額(1〜24名:講座28,000円/動画35,000円/セット55,000円〜、税抜・最低契約12ヶ月) |
| セキュリティ | 要問合せ |
| コース数 | 年間約500コース(月間約80講座・約60動画)。半期ごと更新 |
| プロジェクトマネジメント関連のコース例 | プロジェクトマネジメント分野をカバー領域として提供 |
| 無料トライアル | あり(デモアカウント・Web説明会) |
| 公式サイト | https://www.seplus.jp/dokushuzemi/ |
KnowledgeC@fe(株式会社富士通ラーニングメディア)

株式会社富士通ラーニングメディアが提供するクラウド型LMS(学習管理システム)です。集合研修の申込・出欠管理からeラーニング配信、ライブ配信研修、内製コンテンツの作成までを1つで扱えます。用意されているプログラムは2,900以上にのぼります。
キックオフは集合形式、その後の座学はオンラインといった組み合わせでも、申込から受講履歴までを1つの画面で追えます。研修そのものの運営を抱えられる設計で、プロジェクトの立ち上げ期に人を集める場面と、走り出してからの個別学習を同じ仕組みに載せられます。
セキュリティ面ではISMSに加え、政府情報システムのためのセキュリティ評価制度であるISMAPのクラウドサービスリストにも登録されています。SSOやWeb APIによる社内システム連携にも対応しており、導入実績は1,950社・113万ユーザーとなっています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営会社 | 株式会社富士通ラーニングメディア |
| 初期費用 | 160,000円(税抜) |
| 月額料金 | 150円/ID〜(税抜・スポット利用時)/年間契約は要問合せ |
| セキュリティ | ISMS/ISMAPクラウドサービスリスト登録 |
| コース数 | 2,900以上のプログラム |
| プロジェクトマネジメント関連のコース例 | ロジカルシンキング~問題解決編~/リサーチ~理論編~・リサーチ~実践編~ |
| 無料トライアル | あり(要問合せ) |
| 公式サイト | https://www.knowledgewing.com/kcc/cafe/ |
eラーニングライブラリ(株式会社日本能率協会マネジメントセンター)

株式会社日本能率協会マネジメントセンター(JMAM)が提供する定額制のクラウドサービスです。マネジメントライブラリ、DXライブラリ、技術・技能ライブラリ、健康経営®ライブラリの4プランで構成され、マネジメントライブラリ単体では256コースを収録しています。
プロジェクトの現場で効いてくるのが、対人・合意形成まわりのコース層の厚さです。マネジメントライブラリの契約が前提になりますが、コンフリクト・マネジメント入門コースやリーダー・マネジャーのための課題解決基本コースなどが揃っています。指揮命令が及ばない他部門のメンバーと折り合いをつける場面に直結する内容です。
初期費用は0円で、料金は100名利用時に年額4,792円/名からとなります。30日間の無料トライアルでは本番と同じ環境をフル機能で試せます。累計の導入実績は1.8万社以上、総受講者数は約440万人です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営会社 | 株式会社日本能率協会マネジメントセンター(JMAM) |
| 初期費用 | 0円 |
| 月額料金 | 年額4,792円/名〜(マネジメントライブラリ・100名利用時、税込)=月額約400円/名 |
| セキュリティ | 要問合せ |
| コース数 | 530コース超(2025年12月末時点。マネジメントライブラリ単体は256コース) |
| プロジェクトマネジメント関連のコース例 | コンフリクト・マネジメント入門コース/リーダー・マネジャーのための課題解決基本コース |
| 無料トライアル | あり:30日間(本番と同じ環境をフル機能で体験) |
| 公式サイト | https://www.jmam.co.jp/hrm/elearning_lib/ |
Cloud Campus(株式会社サイバー大学)

ソフトバンクグループ傘下の株式会社サイバー大学が運営するCloud Campusは、受講登録者数が無制限の定額制という料金設計をとっています。Entry・Standard・Proの3プランがあり、何人が受講してもプランごとの月額は変わりません。
プロジェクトは部門をまたいで関与メンバーが入れ替わるため、途中参加した担当者にも同じ内容を配りたい場面が出てきます。ID数で費用が動かない立て付けは、こうした関与者全員へ広く配布する使い方と噛み合います。
コンテンツはオプションのコンテンツパックとして常時100種類以上が用意され、ケースで学ぶコンフリクト・マネジメントや意思決定バイアスなど、対立の調整や判断の偏りを扱うコースを含みます。オリジナル教材はPC1台で作成でき、セキュリティ面ではISMS(ISO/IEC 27001)を取得しています。導入実績は240社以上・160万人以上です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営会社 | 株式会社サイバー大学(ソフトバンクグループ傘下) |
| 初期費用 | Entry 100,000円/Standard 200,000円/Pro 500,000円(税抜) |
| 月額料金 | Entry 70,000円/Standard 200,000円/Pro 360,000円(税抜・ユーザー数無制限) |
| セキュリティ | ISMS(ISO/IEC 27001)取得 |
| コース数 | 常時100種類以上(コンテンツパック・オプション扱い) |
| プロジェクトマネジメント関連のコース例 | ケースで学ぶコンフリクト・マネジメント/意思決定バイアス |
| 無料トライアル | あり(日数は公式非記載) |
| 公式サイト | https://cc.cyber-u.ac.jp/ |
プロジェクトマネジメントの学習にeラーニングを活用するポイント
プロジェクトの進め方は、リーダーとメンバーで必要になる知識の範囲が異なります。所属部門もばらばらなため、集合研修で全員の予定を合わせるのも簡単ではありません。そのため、配る相手と順序、そして学習状況の確認という3つの角度から、運用の工夫を整理します。
リーダーとメンバーで配る範囲を変える
プロジェクトリーダーには計画立案からリスク管理、メンバーへの関わり方まで一通りが要ります。一方、参加メンバーに同じ量を配ると、負担ばかりが増えて肝心の実務が止まりかねません。役割ごとに配る範囲を分けるには、組織階層やグループ単位でコースを割り当てる運用が扱いやすくなります。プロジェクト単位のグループを作り、リーダーには全講座、メンバーには進行管理とメンバーマネジメント寄りの範囲だけを届ける、といった形が組めます。
部署横断のグループを組めるため、所属が分かれていても同じ範囲をまとめて届けられます。受講期限を設定しておけば、キックオフまでに最低限の共通言語を揃えることもできます。
学ぶ順番を決めて届ける
プロジェクトマネジメントの知識は、単発で受け取っても現場でつながりません。リスクへの備え方だけを先に学んでも、計画の粒度が分からなければ、どこに危うさが潜むかを見立てられないためです。
学ぶ順番を設計して届けるには、複数のコースをまとめて順序を指定できる機能が有効です。全体像と計画から始め、進行管理とリスクへ進み、最後にメンバーとの関わり方へ広げるという流れをそのまま形にできます。
受講者側も次に何を学ぶか迷わずに済みます。標準のパスをそのまま使うほか、自社の進め方に合わせてオリジナルのパスを組むこともできます。
進捗を確認して声をかける
部門をまたぐ体制では、誰がどこまで学んだかが見えにくくなります。プロジェクトが始まってから、前提知識にばらつきがあると気づく状況は避けたいところです。
進捗を確認するには、受講状況を部署別に集計する運用が有効です。進捗率や完了率を部署ごとに見れば遅れている箇所が把握でき、テスト結果の得点分布から理解が浅い領域も割り出せます。
大切なのは、見たあとの動きです。未受講が目立つ部門の責任者へ状況を共有して受講を促す、自動リマインド通知で期限前に知らせるといった手を打つことで、数字が実際の受講につながります。
eラーニング成功のコツは”導入設計”にあります
eラーニングの基本的な仕組みは理解できても、実際に成果につながる運用を継続することは簡単ではありません。多くの企業が「導入したが受講率が低い」「コンテンツ作成に時間がかかりすぎる」「効果測定ができない」という課題に直面しています。
これらの課題解決には、単なるシステム選定ではなく、学習文化の醸成から効果測定まで含めた包括的な導入戦略が不可欠です。成功企業では、5つのステップで段階的にeラーニングを組織に定着させ、継続的な学習環境を構築しています。
戦略的な視点からeラーニング活用を推進する、体系的な導入アプローチを学んでみませんか。
プロジェクトマネジメントでeラーニングを活用した事例
誰がどこまで学んだかを把握できるようにした|エフエムジー&ミッション株式会社様

化粧品・栄養補助食品・ファッションの製造販売を手がけるエフエムジー&ミッション株式会社様では、マネージャー育成や会社方針の理解度向上が課題となっていました。従来利用していたサービスでは受講履歴が残らず、誰がどこまで学んだかを把握できない状態が続いていたためです。
AirCourseの導入にあたっては、標準コースの受講をKPIに組み込みました。あわせて、標準コースと自社作成コースを目的別に使い分ける運用へ切り替えています。
受講履歴を管理できる環境が整ったことで、社員が受講に前向きになりました。さらに、DXなど自ら関心のあるテーマを深掘りする自己学習の風土も育ち始めています。
導入後の主な成果
- 受け身だった社員が受講に前向きになった
- DXに興味を持って自ら深掘りするなど、自己学習の風土が定着し始めた
対象を絞った必須研修で受講率がほぼ100%に|ダイカンサービス株式会社様

ダスキンのフランチャイズとして清掃・家事代行サービスなどを展開するダイカンサービス株式会社様では、管理職が自身の役割を学ぶ機会が少ないことが課題でした。全国に支店が点在しているため、義務研修を集合形式で実施することも難しい状況にありました。
そこでAirCourseを導入し、管理職向けの必須研修を月次で配信する形へ切り替えます。加えて、役員が未受講者リストを共有し、自らメンバーに声をかける仕組みも整えました。研修コンテンツはオリジナル動画と既存コンテンツを組み合わせて運用しています。
役員による声かけが定着した結果、受講率はほぼ100%を維持するようになりました。年末アンケートでは、過半数の社員が「積極的に活用している」と回答するまでになっています。
導入後の主な成果
- 役員自らの働きかけにより、受講率はほぼ100%を維持
- 年末アンケートで過半数の社員が「積極的に活用している」と回答
まとめ
プロジェクトマネジメントの学習をeラーニングで進めるなら、全体像と計画立案、進行管理とリスクへの備え、メンバーマネジメントの3領域が学習範囲に入っているかが選定の起点になります。専用シリーズを持つサービスを選ぶ道もあれば、周辺領域のコースを組み合わせて自社の範囲を作る道もあります。
比較ではコース数だけでなく得意領域の違いも見ておきます。IT人材の育成体系に組み込みたいのか、対人領域を厚くしたいのか。この優先順位が決まると候補は絞られます。
配ったあとの運用も結果を左右します。リーダーとメンバーで範囲を変え、受講状況を見て未受講の部門へ声をかけるところまで設計しておくと、学びが実務に近づきます。まずは自社のプロジェクトでどこに手戻りが起きているかを書き出すところから始めてみてください。
よくある質問
Q. プロジェクトマネジメントを研修として学ぶ必要はありますか?
期限と目標が決まった取り組みを、限られた資源のなかで成果まで導く技術であり、経験だけで身につけるには時間がかかる領域です。特に部門をまたぐ体制では、指揮命令が及ばないメンバーに動いてもらう難しさがあり、担当者の力量に結果が左右されやすくなります。研修は、この進め方を共通の型として揃えるための手段になります。
Q. プロジェクトマネジメント研修の費用は、どのように考えればよいですか?
集合研修は1回あたりの実施費用で、eラーニングは利用人数に応じた月額で考える形が一般的です。後者は受講人数が増えるほど1人あたりの負担が下がる料金体系をとるサービスが多く、対象者が拠点に分かれている場合との相性もあります。たとえばAirCourseは初期費用0円、月額200円/名〜(年間契約・1,000名利用時、コンテンツプラスプラン最安条件)という設定です。
Q. プロジェクトマネジメントは、日常の業務管理とどう違いますか?
期限と目標が区切られている点が異なります。日常業務が同じ内容を繰り返す前提で回るのに対し、プロジェクトは一度きりの取り組みとして、計画から完了までを設計する必要があるでしょう。部門をまたぐ体制になることが多く、直接の上司ではない立場でメンバーに動いてもらう場面が生じる点も、通常の業務管理とは違う難しさになります。
Q. プロジェクトマネジメント研修は、どのくらいの時間がかかりますか?
扱う範囲によって幅がありますが、計画から進行管理、メンバーとの関わり方までを通しで学ぶ構成であれば数時間規模になります。たとえばAirCourseの【学習パス】成果を確実に実現するプロジェクトマネジメント研修は全5講座で合計3時間30分、1講座あたりは40〜50分です。
Q. 計画の立て方だけでなく、リスクへの備えも研修で扱えますか?
扱う構成が一般的です。計画どおりに進むプロジェクトはほとんどなく、遅延やトラブルが起きてから対処するのでは手が遅れるためです。リスクマネジメントの考え方をカリキュラムに組み込み、起こりうる問題にあらかじめ備える視点を身につける形が、プロジェクトマネジメント研修では標準的な構成として取られます








