ロジカルシンキングに強いeラーニング5選|MECEとロジックツリーを段階で学ぶ

会議での説明が伝わらない、提案が通らないという悩みの多くは、話の内容ではなく組み立て方に原因があります。ただ、こうした考える力は個人の素養任せになりやすく、教え方に悩む育成担当者は少なくありません。

eラーニングであれば、論理的に考えるとはどういうことかという入門から、思考の技法、分析フレームワークの活用まで、3段階で順を追って学べます。演習と組み合わせれば、実務での定着も後押しできます。

本記事では、ロジカルシンキングの教育に使える主要なeラーニングシステム5社を比較し、得意領域を解説します。学習コースの組み立て方や導入事例にも触れているので、自社に合うシステム選びにお役立てください。

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ロジカルシンキングの習得に適した学習コース・カリキュラム

ロジカルシンキングは、物事を筋道立てて考え、根拠をもって結論を導く思考法です。伝わらない説明や通らない提案の背景には、話す内容そのものではなく組み立ての甘さが潜んでいます。

教育の流れとしては、まず論理的とはどういうことかという基本を押さえます。そのうえで要素分解や帰納法・演繹法といった思考の技法を身につけ、最後に分析フレームワークを使った実務への応用へ進みます。

以下では、この流れに沿って入門・思考の技法・フレームワークの活用という3つの切り口で講座を整理しました。新入社員の基礎教育から中堅層の学び直しまで、段階に応じて選べます。

ロジカルシンキングの入門講座

まず押さえたいのが、論理的に考えるとはどういうことかという前提です。「結論から話す」といった型だけを覚えても、その結論を支える根拠を組み立てられなければ説得力は生まれません。

ここで挙げるのは、ロジカルシンキングの入門にあたる講座と、伝え方・問題解決という2つの応用場面を扱う講座です。全体像をつかんでから細かい技法へ進む構成になっています。

学習内容学習コース例
ロジカルシンキングの基本を学ぶロジカルシンキング入門編
論理的な伝え方への応用を学ぶロジカルシンキング実践編(論理的な伝え方)
問題解決への応用を学ぶロジカルシンキング実践編(論理的思考による問題解決)
関連講座をまとめて受講する【学習パス】ロジカルシンキング研修

思考の技法を身につける講座

論理的な思考は、いくつかの型の組み合わせで成り立っています。漏れなく重複なく分解するMECE、事実の積み上げから結論を導く帰納法、原則から個別の結論を導く演繹法。こうした技法を知っていると、思考の進め方を意識的に選べるようになります。

ここで挙げるのは、論理性の基本から要素分解、帰納法・演繹法、抽象と具体の行き来までを扱う講座です。1つずつ順に受講することで、思考の土台が固まっていきます。

学習内容学習コース例
論理性とは何かを学ぶ【MBAシリーズ】ビジネス思考法:003_ロジカルシンキング①論理性
漏れなく重複なく分解する技法を学ぶ【MBAシリーズ】ビジネス思考法:004_ロジカルシンキング②MECE(要素分解)
事実から結論を導く帰納法を学ぶ【MBAシリーズ】ビジネス思考法:006_ロジカルシンキング④帰納法
原則から結論を導く演繹法を学ぶ【MBAシリーズ】ビジネス思考法:007_ロジカルシンキング⑤演繹法
抽象と具体を行き来する思考を学ぶ【MBAシリーズ】ビジネス思考法:008_ロジカルシンキング⑥抽象と具体

分析フレームワークを活用する講座

思考の技法を実務に落とすときに使うのが、分析フレームワークです。3C・SWOT・ロジックツリーといった型を知っていれば、白紙から考え始めずに済み、検討の抜け漏れも減らせます。

ここで挙げるのは、代表的な分析フレームワークと、思考の結果を構造化して示す手法を扱う講座です。企画・戦略立案に関わる立場ほど活用しやすい内容になっています。

学習内容学習コース例
3C・4Pによる分析を学ぶ【MBAシリーズ】ビジネス思考法:010_ロジカルシンキング⑧3C,4P
SWOT分析の使い方を学ぶ【MBAシリーズ】ビジネス思考法:011_ロジカルシンキング⑨SWOT分析
結論と根拠を構造化して示す手法を学ぶ【MBAシリーズ】ビジネス思考法:018_ロジカルシンキング⑯ピラミッドストラクチャー
原因を掘り下げるロジックツリーを学ぶ【MBAシリーズ】ビジネス思考法:019_ロジカルシンキング⑰ロジックツリー(WHYツリー)
打ち手を広げるロジックツリーを学ぶ【MBAシリーズ】ビジネス思考法:020_ロジカルシンキング⑱ロジックツリー(HOWツリー)
MBAシリーズをまとめて受講する【学習パス】MBA ビジネス思考法シリーズ~ロジカルシンキング~

ロジカルシンキングに強い主要eラーニングシステム比較

ロジカルシンキングの教育で見るべきは、思考の技法を扱う教材があるかどうかに加えて、学ぶ順序を決めて配れるか、演習まで組み込めるかという点です。システムによって、教材の体系立て方も、学習の進め方の設計も異なります。ここでは主要5社を取り上げ、それぞれの得意な学ばせ方を整理します。

サービス料金(月額目安)特徴
AirCourse200円/名〜入門からMBAシリーズまで思考スキルの標準コースが揃い、学習パスで学ぶ順序を組み立てて配れる
KnowledgeC@fe150円/ID〜2,900以上のプログラムを備え、eラーニングと集合研修・ライブ配信研修を1つのシステムで管理できる
グロービス学び放題11,550円/ID〜(6ヶ月)4,800コース以上・16カテゴリの動画教材に「思考・コミュニケーション」「分析」カテゴリを備える
Smart Boarding32,400円〜(30ID〜)400種類超の動画にライブレッスンを組み合わせ、アウトプットまで設計できる
etudes Plus要問合せ「対ジブン」「対コト」「対ヒト」の3軸で教材を体系化し、階層別のスキルマップで配れる

料金・コース数などは2026年8月時点の各社公式サイト掲載値です。

AirCourse(KIYOラーニング株式会社)

KIYOラーニング株式会社が運営するクラウド型eラーニングシステムです。コンテンツプラスプランでは1,300コース以上・8,000本以上の動画研修が受け放題となり、初期費用0円・月額200円/名〜という価格帯で利用できます。

ロジカルシンキングの領域では、入門編と実践編に加え、MECE・帰納法・演繹法・3C・SWOT・ロジックツリーといったテーマを1本ずつ扱うMBAシリーズが揃っています。クリティカルシンキングや課題解決、仮説思考など周辺の思考スキルまで同じ枠内で扱える点も特徴です。

複数のコースを1つにまとめる学習パスを使えば、入門から思考の技法、分析フレームワークへと進む順序をあらかじめ組み立てて配れます。テストや課題提出を挟んで理解度を確認できるため、動画を見て終わりにせず習得を後押しする運用が組めます。

項目内容
運営会社KIYOラーニング株式会社
初期費用0円
月額料金200円/名〜(年間契約・1,000名利用時、コンテンツプラスプラン最安条件)
セキュリティISO 27001
コース数1,300コース以上・8,000本以上の動画研修(コンテンツプラスプラン)
ロジカルシンキング関連のコース例ロジカルシンキング入門編/【MBAシリーズ】ビジネス思考法:004_ロジカルシンキング②MECE(要素分解)
無料トライアル30日間の無料お試し(標準コース一部視聴)/期限なしのフリープラン(アップロード容量2GB上限等の制限あり)
公式サイトhttps://aircourse.com/

自社に合った最適な学習プログラムを導入しましょう

クラウド型eラーニングサービス「AirCourse」では、1,300コース・8,000本以上の動画研修を用意しており、幅広いテーマに対応しております。

階層別研修をはじめとする「動画研修の体系図・コースリスト」を無料でお配りしておりますので、気になる方は実施したい研修目的にフィットするかご確認ください。

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KnowledgeC@fe(株式会社富士通ラーニングメディア)

導入企業1,950社・利用者113万人という運用実績を持つクラウド型LMSです。集合研修の申込・出欠管理、eラーニング配信、ライブ配信研修、内製コンテンツの作成までを1つのシステムで扱えます。

2,900以上のプログラムのうち、ビジネススキルの領域には「ロジカルシンキング~コミュニケーション編~」「ロジカルシンキング~問題解決編~」という2編構成の講座が用意されています。論理的思考を伝え方に活かす場面と、問題解決に活かす場面で分かれているため、育てたい方向に合わせて選べます。階層別研修も含まれ、新入社員・中堅・管理職それぞれに向けた内容を組み合わせられます。

思考の技法は、動画で学んだあとに演習で試す流れをつくると定着しやすくなります。eラーニングとライブ配信研修・集合研修の運営を同じ画面で管理できるため、学習と演習をまたいだ出欠・進捗の把握がしやすい点が特徴です。ISMS取得とISMAP(政府情報システムのためのセキュリティ評価制度)クラウドサービスリストへの登録にも対応しています。

項目内容
運営会社株式会社富士通ラーニングメディア
初期費用160,000円(税抜)
月額料金150円/ID〜(税抜・スポット利用時)/年間契約は要問合せ
セキュリティISMS/ISMAPクラウドサービスリスト登録
コース数2,900以上のプログラム
ロジカルシンキング関連のコース例ロジカルシンキング~コミュニケーション編~/ロジカルシンキング~問題解決編~(回数・時間・対象者は要問合せ)
無料トライアルあり(要問合せ)
公式サイトhttps://www.knowledgewing.com/kcc/cafe/

グロービス学び放題(株式会社グロービス)

株式会社グロービスが手がける法人向けの動画学習サービスです。4,800コース以上の動画を16カテゴリに分けて提供しており、導入企業は4,300社を超えます。

16カテゴリのうち、ロジカルシンキングに直接関わるのが「思考・コミュニケーション」と「分析」です。経営戦略やマーケティング、会計・財務といった他カテゴリと同じ体系の中に置かれているため、思考の技法を単体で学ぶのではなく、MBAの基礎科目の一部として位置づけて学べます。

料金は税込11,550円/ID〜(6ヶ月)で、契約は10ID以上からとなります。学習計画機能やアセスメント機能を備え、修了証の発行にも対応しています。2週間の無料トライアルで全コンテンツを確認できます。

項目内容
運営会社株式会社グロービス
初期費用無料
月額料金税込11,550円/ID〜(6ヶ月)※最低10ID〜
セキュリティ要問合せ
コース数4,800コース以上の動画(16カテゴリ)
ロジカルシンキング関連のコース例思考・コミュニケーション/分析カテゴリ(個別コース名は要問合せ)
無料トライアルあり(2週間無料・全コンテンツ見放題)
公式サイトhttps://gce.globis.co.jp/service/hodai/

Smart Boarding(株式会社FCE)

株式会社FCEが提供する、動画学習とライブレッスンを組み合わせられるサービスです。累計約1,500社の導入実績と98.3%の継続率を公表しており、研修実績は累計99,000名以上にのぼります。

400種類を超える動画コンテンツに加え、講師とのライブレッスンや対面研修・インハウス研修にも対応しています。思考系のスキルは、知識を入れただけでは使えるようにならず、自分の言葉で説明し直す場が必要になります。動画で学んだ内容をアウトプットの場につなげる設計を、1つのサービスの中で組める点が特徴です。

料金は30ID〜の年間契約で32,400円〜、詳細な料金表は資料請求で確認する形です。無料トライアルは14日間で、自社オリジナルコース付きの全機能を試せます。

項目内容
運営会社株式会社FCE
初期費用要問合せ
月額料金32,400円〜(30ID〜・年間契約。詳細料金表は資料請求)
セキュリティISO/IEC 27001:2013・ISO 27001:2022
コース数動画コンテンツ400種類超(総コース数は非公開)
ロジカルシンキング関連のコース例要問合せ
無料トライアルあり:14日間全機能(自社オリジナルコース付き)
公式サイトhttps://www.smartboarding.net/

etudes Plus(アルー株式会社)

企業研修を手がけるアルー株式会社の、定額制受け放題eラーニングです。階層別・スキル別の教材を100種以上揃え、約600本の演習コンテンツを通じて職場での実践につなげる学習を設計しています。

教材は「対ジブン」「対コト」「対ヒト」の3軸で体系化されています。階層別のスキルマップに沿って、新入社員から管理職までどの層に何を配るかを決められます。なお、ロジカルシンキング関連の個別コース名は公式サイトでは公開されておらず、詳細は要問合せです。

3分で終わるコース簡易診断が受講者に必要な教材を提案し、ラーニングガイドとナレッジボックスが教育担当者の運営工数を抑えます。延べ8万人の受講実績を持ち、料金は公式サイトでの公開がなく資料請求での提供が基本です。

項目内容
運営会社アルー株式会社
初期費用要問合せ
月額料金要問合せ(定額制受け放題)
セキュリティ要問合せ
コース数階層別・スキル別教材100種以上/演習コンテンツ約600本
ロジカルシンキング関連のコース例要問合せ
無料トライアル要問合せ
公式サイトhttps://etudes.jp/etudes-plus

ロジカルシンキングでeラーニングを活用するポイント

ロジカルシンキングの教材は数多くありますが、配信の仕方を決めないまま全社に開放すると、受講が進まないまま終わりがちです。誰に何をどの順番で届け、どこでつまずいているかを把握する。この3点を設計しておくと、学んだ技法が実務で使われる状態に近づきます。

対象ごとに配る内容を分ける

ロジカルシンキングは、階層によって必要な深さが変わります。若手には基本の型と伝え方、企画や戦略立案に関わる層には分析フレームワークというように、届ける内容を分けるのが現実的です。

配信を分けるときに使うのが、組織・ユーザー管理の機能です。本社-事業部-部署-チームといった組織階層で対象を指定すれば、下位組織へまとめて割り当てられます。部署をまたぐ場合や職種で分けたい場合は、グループ機能で対象をつくって配る方法もあります。

人事データをCSVで一括登録・更新しておけば、異動や入社のたびに手作業で割当先を組み直す手間も抑えられます。

学ぶ順序をあらかじめ組み立てる

思考の技法は、積み上げの順序が学びやすさを左右します。論理性の基本を押さえないままロジックツリーの作り方だけを覚えても、枝分かれの根拠を自分で説明できません。入門で全体像をつかみ、MECEや帰納法・演繹法で技法を身につけ、3CやSWOTで実務に応用する。この3段階がそのまま配信の順序になります。

学習パス機能を使えば、複数のコースを1つにまとめ、学ぶ順番を決めた状態で配れます。標準パスをそのまま使う方法と、自社の育成方針に合わせてオリジナルパスを組む方法の2通りがあります。

受講期限を設定し、自動リマインド通知を組み合わせておくと、途中で止まったまま放置される状況を減らせます。

理解度からつまずいた段階を特定する

ロジカルシンキングは技法ごとに難易度の差があり、MECEは理解できても演繹法でつまずく、といった偏りが出ます。受講率だけを追っていると、この差は見えません。

コースごとにテストを設定しておくと、テスト結果レポートで設問別の正答率や得点分布を確認できます。どの技法で正答率が落ちているかがわかれば、その範囲に絞って解説を補ったり、実務の題材を使った演習を追加したりといった手が打てます。

組織別レポートを使えば、部署や拠点ごとの差も比較できます。特定の部門だけ進捗が遅れている場合は、内容の問題ではなく業務都合が原因のこともあるため、配信時期や受講期限の見直しにつなげられます。

eラーニング成功のコツは”導入設計”にあります

eラーニングの基本的な仕組みは理解できても、実際に成果につながる運用を継続することは簡単ではありません。多くの企業が「導入したが受講率が低い」「コンテンツ作成に時間がかかりすぎる」「効果測定ができない」という課題に直面しています。

これらの課題解決には、単なるシステム選定ではなく、学習文化の醸成から効果測定まで含めた包括的な導入戦略が不可欠です。成功企業では、5つのステップで段階的にeラーニングを組織に定着させ、継続的な学習環境を構築しています。

戦略的な視点からeラーニング活用を推進する、体系的な導入アプローチを学んでみませんか。

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eラーニングを活用した事例

等級別の学習体系を整え、主体的な学習が定着|AIQVE ONE株式会社様

ソフトウェアテスト・品質保証を専門に手がけるAIQVE ONE株式会社様は、ビジネススキル全般の教育を仕組み化するにあたり、現場常駐の社員が多く配属後すぐにリアルタイムで研修を受講できないという課題を抱えていました。研修を担当する社内講師の負担が大きい点も悩みの1つでした。

そこでAirCourseを導入し、等級(F〜A)別の学習パスを設計して昇格要件と連動させました。標準コースに加えて、自社の業務に即したオリジナルコースも組み合わせて活用する体制を整えています。

導入後は、場所や時間に縛られず学べる環境が整ったことで受講率が向上しました。等級に応じた学習と昇格要件が結びついたことで、社員が自ら学ぼうとする姿勢も育つという変化が生まれています。

導入後の主な成果

  • 場所・時間に縛られず受講できる環境が整い、受講率が向上した
  • オリジナルコースを88コース以上作成し、自社の業務に即した学びを提供できるようになった
  • 昇格要件と研修が連動したことで、社員の主体的な学習が定着した

参考:AIQVE ONE株式会社導入事例

動画で学びの均一性を確保し、運営の手間も軽減|株式会社マイナビ様

総合情報サービスを展開し、HR・教育研修事業も手がける株式会社マイナビ様では、ビジネススキルの教育を動画で届ける取り組みを進めました。背景にあったのは、コロナ禍で集合研修の実施が難しくなる中、クライアント企業の新入社員が現場で必要な知識・スキルをきちんと再現できるかという課題です。

超短納期かつクオリティを維持できるという条件のもとAirCourseに動画制作を依頼し、すべてを動画で完結して学べる環境を構築しました。

導入後は、動画活用によって効率性・安全性・均一性が高まり、理解度・満足度アンケートでも上々の評価を得ています。研修運営にかかるオペレーションの手間も軽減されました。

導入後の主な成果

  • 制作した動画を受講した新入社員約1,200〜1,300名の理解度・満足度アンケートの結果が上々だった
  • 動画活用により集合研修と比べて効率性・安全性・均一性が高まった
  • 運営オペレーションにかかる手間を減らせた

参考:株式会社マイナビ導入事例

グループ共通の研修基盤を整え、コンテンツを蓄積|かがやきホールディングス株式会社様

人材派遣・コンサルティング事業をグループ6社で展開するかがやきホールディングス株式会社様は、ビジネススキル全般の育成をグループ横断で進めるための共通基盤づくりに取り組みました。事業成長に伴う増員で人材育成の重要性が増していたことが背景にあります。

AirCourseで研修データを一元化し、正社員は年30時間、パート社員は年8時間の研修を必須化しました。あわせて、専門セミナーのアーカイブをコース化する取り組みも進めています。

導入後は、アーカイブのコース化によって累計50本を超えるオリジナルコンテンツを蓄積できました。新入社員の早期戦力化・定着にもつながっています。

導入後の主な成果

  • 専門セミナーのアーカイブをコース化し、累計50本を超えるオリジナルコンテンツを蓄積できた
  • グループ全体で共通の研修基盤が整い、研修の必須化を実現した
  • 新入社員の早期戦力化・定着につながった

参考:かがやきホールディングス株式会社導入事例

まとめ:段階を分けて組み立てれば、思考の型は育成できる

会議で説明が伝わらない、提案が通らないという悩みは、話す内容そのものより組み立て方に原因があります。組み立て方は個人の素養ではなく、順序を追って学べる技能です。論理的に考えるとはどういうことかという入門から、MECEや帰納法・演繹法といった思考の技法、3CやSWOT分析、ロジックツリーなどの分析フレームワークへ。この3段階を踏むことで、白紙から考え始めずに済む状態をつくれます。

ただ、教材を見るだけで思考力が身につくわけではありません。学んだ型を実際の課題に当てはめて分解してみる、社内の資料を書き直してみるといった演習や実務でのアウトプットと組み合わせて、はじめて習得が進みます。eラーニングは、その土台となる考え方を全員に同じ水準で届ける役割を担います。

システムを選ぶときは、思考スキルの教材がどこまで体系立っているか、対象や階層ごとに配る内容を分けられるか、理解度からつまずいた段階を把握できるかを確認してみてください。自社の育成対象と照らし合わせれば、どの観点を優先すべきかが見えてきます。

eラーニング活用の課題解決に、今すぐ使える実践ツールを

eラーニング活用の重要性は分かっている。でも「具体的にどう運用するか」「結局どのeラーニングシステムが自社に合うのか」で多くの企業が迷い、思うような成果が出せずにいます。あなたの組織も同じ悩みを抱えていませんか?

そんな課題を解決するために、900社以上が導入し成果を上げている「実践的な研修ノウハウ」と「幅広いニーズに対応するeラーニングシステム」をまとめた資料を無料でご用意しました。

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よくある質問

Q. ロジカルシンキングとは、どのような思考法ですか?

物事を筋道立てて考え、根拠をもって結論を導く思考法です。要素分解や帰納法・演繹法といった技法を知ると、思考の進め方を意識的に選べるようになります。鍛え方やフレームワークはロジカルシンキングとは?鍛え方や研修で使えるフレームワークを紹介を参照ください。

Q. ロジカルシンキング研修では、どのような内容を学びますか?

まず論理的とはどういうことかという基本を押さえます。そのうえで、MECEによる要素分解、帰納法、演繹法、抽象と具体といった思考の技法を身につけていきます。最後に3C・4P、SWOT分析、ピラミッドストラクチャー、ロジックツリーなどの分析フレームワークを使い、実務への応用へ進む構成が一般的です。

Q. ロジカルシンキングはeラーニングだけで身につけられますか?

思考系スキルは座学だけで身につきにくく、演習や実務でのアウトプットとの併用が前提となります。eラーニングが向いているのは、MECEや帰納法といった技法の理解を揃える土台づくりの部分です。AirCourseの場合は、テストで理解度を確認したうえで、課題提出の機能を使い実際の業務課題に取り組ませられます。

Q. ロジカルシンキング研修を実施すると、どのような効果が期待できますか?

課題を構造的に捉えられず対症療法的な対応に終始する、といった状態の改善が期待できます。説明や提案の組み立てを見直すきっかけにもなるでしょう。ただし思考系スキルは知識のインプットだけで定着するものではなく、手を動かす機会とセットで考えるものです。AirCourseではテスト結果を組織別に集計し、習得状況を確認できます。

Q. AirCourseの標準コースにロジカルシンキングの講座は含まれていますか?

含まれています。標準コースは、リーダーシップや部下育成、ロジカルシンキングといった一般的なビジネススキルに関するコースと、より専門的なMBAシリーズが中心です。ほかに新入社員向けのビジネスマナー、ハラスメント・コンプライアンス、Word・Excelの使い方に関するコースも用意されています。