AirCourseでは、 誰でも簡単に「オリジナルコース」を作成し、社内やグループ内に配信できます。
スマートフォン等で撮影した動画をアップするだけで、社内のナレッジが手軽に共有できるため、社員全体のスキルの向上が図れます。
オリジナルコース機能では、動画、テキスト、資料、テストなどを組み合わせてコースを作成することができます。この機能を使えば、社内で様々なナレッジ共有、社内教育、情報伝達が可能になります。
例えば、以下のような活用方法があります。
新商品・新サービスの共有
新商品や新サービス、使用シーンなどを動画で撮影し、社内で共有する。営業員、販売スタッフにタイムリーに商品情報や売り方を共有することで売上を伸ばす。
成功例・優秀社員のノウハウ共有
導入事例や業務改善例、トップ営業の商談方法、効率のよい作業方法など優秀な社員のノウハウを共有し、業績を伸ばす。
社員研修のストックを作り、活用することによる研修コスト削減
社員研修を撮影しておき、様々な社員や、次年度以降の研修などで活用することで、研修コストを削減する。
社派遣スタッフ、店舗スタッフ、内定者、在宅ワーカー等の遠隔教育
オフィスにいない人・PCが無い人などに、必要な研修メニューを配信する。
支社や海外拠点等への教育
本社に集合しにくい支社や海外拠点スタッフ向けの教育を行う。
トップやマネージャの方針の共有
トップやマネージャの方針をメッセージとして共有し、浸透させる。
法令順守・不正防止等のリスク管理
守るべきルールの教育と理解度テストを行い、法令順守や不正防止対策を行う。
動画マニュアルの作成と共有
現場の作業手順や、システムの操作手順などを動画マニュアルとして共有する。
パートナーや顧客へのサービス提供
パートナー(販売先、仕入先など)や、顧客に対するサービスや情報提供として、オンライン講座を提供する。
上記のような使い方はあくまで一例です。誰でも簡単にコースを作って共有できるAirCourseは、アイデア次第で色々な用途にご活用頂けます。
参照ユーザ以外はオリジナルコースを作成できます。自分がどの種類のユーザかわからない場合には、画面右上にあるユーザ名から、アカウント設定をクリックすることで確認できます。
コースの作成は、管理ホームからおこなうことができます。管理ホームを開くには、画面左上の「モード切り替えボタン」で「管理」に切り替えます。
図:管理モードに切り替えた後の切り替えボタン
管理ホームのトップページに移動します。
図:管理ホームのトップページ
オリジナルコースのコース一覧が表示されるので、ページ右上にある「コース作成」ボタンをクリックします。
図:コース作成画面
図:コーストップ画面
この画面から、受講者が学ぶためのレッスンを作成することができます。
AirCourseのレッスンは4種類あります。
まずは、レクチャーを作成してみましょう。
カリキュラムの下にある「レクチャーを追加」ボタンをクリックします。
図:「レクチャーを追加」ボタン
レクチャー名を入力する画面が表示されますので、好きなレクチャー名を入力して「レクチャーを作成」をクリックします。
そうすると、以下のようなレクチャーの編集画面が表示され、動画、テキスト、資料が登録できるようになります。
図:レクチャー登録画面
動画をアップするには、画面中央の「動画」エリアに動画ファイルをドラッグ&ドロップするか、「ファイルを選択」をクリックして、デバイス上にある動画ファイルを選択します。
図:アップロード画面
動画は複数アップすることもできます。その場合には、上記の手順で複数の動画を選ぶか、繰り返し上記の手順を行ってください。
動画がアップされると、AirCourseのサーバ側に動画ファイルが転送され、そこで動画の変換処理(様々なデバイスに合わせて配信するために、内部的に動画を処理します )が自動的に行われます。
動画のサイズが大きい場合など、変換処理に時間がかかることがあります。
図:動画変換処理中画面
図:アップロード完了画面
PowerPointのスライドやPDFも、動画と同様アップロードすることができます。
ただし、1レクチャーにつき1ファイルのみアップロード可能です。
図:スライド変換処理中画面
スライドの変換処理が終わるとアップが完了し、動画と同様、配信できるようになります。
テキストを作成するには、画面下の方にある「WEBテキスト」というテキストエディタ領域に、文章などを書き込みます。
図:テキスト入力画面
テキストエディタには、各種の書式のボタンがあり、文字書式を指定できます。
例えば、文字を書いておいて、「フォーマット」のボタンから「見出し1」を選択すると、文字を大きな見出し文字にすることができます。 また、画像を挿入したり、リストを作成することなども可能です。
このようにしてテキストを作成したら、画面右下にある「保存」ボタンを押して保存をしてください。
受講者がダウンロードできる資料をアップすることができます。
そのためには、画面右の方にある「関連資料」のエリアへファイルをドラッグ&ドロップするか、「ファイルを選択」をクリックして、デバイス上にあるファイルを選択します。
図:「関連資料」登録画面
ファイル選択画面が表示されるため、アップしたいファイルを選んで「開く」をクリックします。
図:「関連資料」アップロード画面
資料がアップされました。
図:「関連資料」登録後画面
編集作業が完了しましたら、ページ右下にある「保存」ボタンを押して編集内容を保存してください。
Aircourseでは、受講者にコースの内容や目標などを分かりやすく示すために、各種のコース情報を入力できます。コース情報の入力は、コースのトップページから行います。
コースのトップページの右上方にある「コース設定」ボタンをクリックすると、各種のコース情報を入力する画面が表示されます。
図:コース内容入力画面
この画面では、以下の情報を入力・変更できます。
上記のうち、ほとんどの項目は任意となっているため、入力しなくてもコースは受講できますが、適切に情報を入力することで、ユーザの意識が高まり、研修の効果が向上します。
また、「カテゴリ」や「タグ」は検索ができるので、入力しておくと使い易くなります。
上記の中で「ステータス」については、公開/非公開を選ぶ重要な項目ですので、どちらのステータスになっているかを意識しておいてください。
なお、このスタートガイドの手順では、ここで「公開」を選んで、右下の「保存」を押してコースを公開しておきましょう。
このようにして作成したレクチャーは、以下のように受講モードでプレビューできます。
画面右上にある、「レクチャーを受講モードで見る」ボタンをクリックします。
図:「レクチャーを受講モードで見る」ボタン
そうすると、以下のように、レッスンを受講モードで見ることができます。
図:受講モード画面
もう一度編集画面に戻るには、画面右上にある「編集」ボタンをクリックします。そうすると、編集画面に戻り、コースを編集できます。
図:「編集」ボタン
AirCourseでは、1つのコースの中に複数のレッスン(レクチャーとテスト)を作成することが可能です。例えば、動画のレクチャーを見た後に、確認テストを行い、さらに動画レクチャーを受けた後に、最終テストを行う、といったカリキュラムを作成できます。
1つのコースの中に複数のレッスンを作成する場合は、コースのトップページから行います。
レッスンを作成すると、コーストップページに以下のようにレッスンが追加されます。
図:コーストップカリキュラム
ここで、次のレッスンを作るには、「レクチャー」か「テスト」ボタンをクリックして作成します。これを繰り返すことで、1つのコースの中に複数のレッスンを作成できます。
また、「並び替え」ボタンをクリックすると、レクチャーやテストの順番を並べ替えることができます。
図:コーストップカリキュラム(並び替え後)
次にテストを作成してみましょう。テストを作成するには、コーストップページのカリキュラム下にある「テストを追加」をクリックします。
図:「テスト追加」ボタン
以下のようなテストの設定を行う画面が表示されます。
図:テスト設定画面
この画面で、作成するテストの内容に合わせて、以下のような設定を入力します。
図:テスト設定画面(上段)
図:テスト設定画面(中段)
◆終了基準設定テスト終了基準を設定できます。
テストを終えると自動的に終了:テストを終えると自動的にレッスン終了します。
得点が合格ライン以上:得点が合格ライン以上になった場合のみレッスン終了となります。
◆点数の表示方法パーセント(%)で表示:満点が100%で表示されます。
点数で表示:数値として表示されます。その場合、満点は問題の配点を全て足した値になります。
◆合格ラインを設定するテストに合格ラインを設定します。合格ラインは、100%を満点とした数値で指定できます。テストを受ける受けた際に、合格ラインを超える得点を獲得した場合は「合格」となります。
◆テストの再実行を許可するこの項目にチェックした場合、回答済みのテストでも再度テストを受けることができます。この項目にチェックしない場合、テストは一度しか受けられません。
ただし、テストが含まれるコースの「コース受講設定」で「コース完了にはテスト合格が必須」をオンにしている場合には、この項目の設定に関わらず再度テストを受けることができます。
◆復習テストを許可するこの項目にチェックした場合、テストを再実行する際に「復習テスト」ボタンを表示します。「復習テスト」ボタンによってテストを受けると、前回間違った問題や「要復習」にチェックした問題だけ復習することができます。
◆結果画面の表示設定全問題回答後の結果画面に表示する内容を設定します。
正誤を表示する:正解/不正解を表示します。
正解を表示する:解説ページを表示して正しい解答を表示します。
解説文を表示する:解説ページを表示して問題毎の解説文を表示します。
◆解説ページを問題毎に表示する:問題に回答する毎に、解説ページを表示します。正誤を表示する:問題に回答する毎に、解説ページに正解/不正解を表示します。
正解を表示する:問題に回答する毎に、解説ページに正しい答えを表示します。
解説文を表示する:問題に回答する毎に、解説ページに問題毎の解説文を表示します。
【参考】
解説ページでの各要素の表示は以下のようになります。
図:解説画面
◆問題ごとに重みづけ(配点)を変更する配点機能です。この機能をオンにした場合、下の問題一覧に重みづけが表示され、問題ごとに変えられるようになります。
◆問題をランダムに出題するランダム出題機能です。この機能をオンにした場合、受講者がテストをすると毎回出題の順番がランダムに変わります。また、出題する問題数を指定することもできます。
◆制限時間を設定する
テストに制限時間を設けることができます。
◆電卓機能を表示
テスト受講画面上に電卓が表示できる設定です。
図:テスト設定画面(下段)
上記を入力・設定したら、画面右下の「保存」ボタンをクリックし、テストの設定を保存します。
次に、問題を追加してみましょう。問題は一つ一つ追加することもできますし、一括で登録することもできます。
「問題を追加」ボタンをクリックします。
図:「問題を追加」ボタン
AirCourseで追加できる問題には、選択式・〇×式・空欄穴埋め式の3種類があります。まずは、簡単な選択式の問題を追加してみましょう。
問題文のところに、問題の文章を入力します。(例:日本一高い山はどれか?)
解答タイプのところでは、「選択式」を選択します。(デフォルトで選択式になっています)
選択肢の欄に、選択肢のテキストを記入します。(例:高尾山、富士山、エベレスト)
正解の選択肢の先頭の「〇」の部分をチェックします。(例:富士山の先頭のところをチェックします)
ここまで入力したら、以下の図のような画面になっていることを確認して、画面下の「保存」をクリックします。
これで、テストに問題が一問追加されました。
問題が正しく追加されたらどうか、受講モードで確認してみましょう。
画面右上にある「テストを受講モードで見る」をクリックします。
図:受講モード切替ボタン
「テストを受講モードで見る」をクリックすると、テストを受講するページが開きます。
図:テスト受講画面
「テストを開始する」をクリックして、テストを始めましょう。
上記のように、問題文と選択肢が表示されていれば正しく問題が追加できています。
問題を解き終わったら、もう一度編集モードに戻りましょう。
テスト開始ページの右上にある「編集」ボタンをクリックすると、編集モードに戻ります。
CSVアップロードで問題の一括登録が行なえます。
サンプルCSVファイルをダウンロードしたあと編集し、CSVファイルをアップロードしてください。
図:問題一括登録処理画面
CSVをアップロードすると、登録情報の確認画面が表示されます。内容を確認し、問題なければ「登録」ボタンをクリックします。
図:登録情報画面
登録が完了すると、このように一覧で登録されているのが確認できます。
先ほどは、簡単な選択式の問題を追加しましたが、AirCourseでは、問題を追加する際に様々な設定を行うことができます。
もう一度、問題を追加して問題の追加画面を開いてみましょう。
問題追加の際には、以下のような設定をすることができます。
【空欄穴埋め式】
既に作成したレッスン(レクチャー・テスト・提出課題・アンケート)を複製し、別のコースに組み込むことができます。一からレッスンを作成するよりも手間がなくなり、より簡単にコースを作成することが可能になります。レッスンの複製はレッスンを追加したいコースからおこなうことができます。
レッスンを追加したいコースをコース管理>オリジナルコースから選択します。
コースの詳細画面にあるカリキュラムの「レッスン複製」ボタンをクリックします。
複製元となるレッスンの一覧が表示されます。レッスンが登録されているコース名、レッスン名、レッスンの種類が表示されます。※コース名、レッスン名から検索が可能です。また、レッスンの種類での絞り込みもできます。
複製したいレッスンを選択し、チェックを入れます。レッスンを複数選択することも可能です。レッスンを選択し、「レッスンを複製」ボタンをクリックします。
複製したコースが追加されました。
※レッスンの複製に失敗した場合、画面右上に「レッスン複製が失敗しました。」とお知らせが表示されます。
複製が失敗してしまう場合、複製をしようとしているレッスンの動画や添付ファイルなどが破損している、正しくアップロードできていないなどの要因が考えられます。複製が失敗してしまう場合は、複製元のレッスンを確認ください。レッスン複製の通知は画面右上にあるベルのマーク「通知」からも確認できます。
コースを作成したら、他のユーザにコースを割り当てることで、他のユーザが受講可能になります。
そのためには、まずコースのトップページの画面左上にある「・・・」をクリックします。
「受講者を割当」をクリックします。
図:「受講者を割当」
ここでユーザを追加するには、左の「ユーザを割り当てる」ボタンをクリックします。
図:受講者の追加画面/ユーザを追加する
コースを割り当てたいユーザをチェックし、右下の「受講者を割当」ボタンをクリックすることで、コースにユーザを割り当てることができます。
※検索機能をつかって、グループやユーザ名でも絞り込み検索することも可能です。
図:受講者の追加画面/検索結果
コース付与した受講者は、コーストップの画面下「受講者」タブより確認することができます。
図:コーストップ/受講者一覧
さらに、AirCourseの管理者が「グループ」を作成している場合、そのグループに対して利用権限を割り当てることも可能です。グループは、「プロジェクト」のようにユーザの集合体です。
グループにユーザを登録しておいた上で、グループにコース権限を割り当てることで、グループに所属するユーザに一括でコース受講権限を割り当てられます。
例えば、「21年度新入社員」グループにユーザを所属させておき、コース受講権限を「 21年度新入社員」に割り当てることで、 21年度新入社員のユーザは受講が可能になります。また、 21年度新入社員に新しいユーザが加入した時は、「 21年度新入社員」グループに新しいユーザを加えるだけで、そのユーザはコースの受講ができるようになるため、管理が楽になります。
グループにコース権限を割り当てるには、先程の受講者の割当画面で「グループを割り当てる」をクリックします。
すると、グループの一覧が表示されます。
図:受講グループの追加
先程のユーザへの権限の追加と同じように、コースを割り当てたいグループをチェックし、右下の「受講者を追加」ボタンをクリックすることで、コースをグループに割り当てできます。
コース付与した受講者は、コーストップの画面下「受講者」タブのグループより確認することができます。
図:コーストップ/グループ一覧
※ユーザやグループの作成方法は、「AirCourseかんたんスタートガイド-ユーザ作成編-」で解説しています。
AirCourseの管理者が「組織」を作成している場合、その組織に対して利用権限を割り当てることも可能です。組織は、会社の「組織」のようにユーザの集合体です。※組織階層の詳細についてはこちらを参照ください。
組織にユーザを登録しておいた上で、組織にコース権限を割り当てることで、組織に所属するユーザに一括でコース受講権限を割り当てられます。
例えば、「営業部」という組織にユーザを所属させておき、コース受講権限を「営業部」に割り当てることで、営業部のユーザは受講が可能になります。
また、営業部に新しいユーザが加入した時は、「営業部」組織に新しいユーザを加えるだけで、そのユーザはコースの受講ができるようになるため、管理が楽になります。
グループにコース権限を割り当てるには、先程の受講者の割当画面で「組織を割り当てる」をクリックします。
すると、組織の一覧が表示されます。
図:受講組織の割当
先程のユーザへの権限の追加と同じように、コースを割り当てたい組織をチェックし、右下の「受講者を割当」ボタンをクリックすることで、コースを組織に割り当てできます。
コース付与した受講者は、コーストップの画面下「受講者」タブの組織より確認することができます。
図:コーストップ/組織一覧
AirCourseでは、コースを付与時に「権限設定」「受講オプション設定」の2種類の設定をすることができます。
割り当てるユーザのコース権限を指定できます。コース権限には、以下の3種類があります。
コース権限を設定する際は、コース付与後に個別で設定することができます。
特定のユーザやグループに対して、受講を必須にし受講期限を設定することができます。また、受講が未完了のユーザに通知を送信することができます。
コースをユーザに割り当てる際に「受講オプション」ボタンをクリックします。
受講オプションの詳細画面に切り替わります。
受講オプションでは受講期限の設定、受講「必須」の設定をおこなうことができます。