アクセス制限機能とは、AirCourseに接続できるIPアドレスを設定し、アクセス制限を行う機能です。設定したIPアドレス以外からのアクセスができないように設定できるため、第三者による不正アクセスや情報流出などを防ぐことができます。本機能では、IPアドレスごとに許可するAirCourse上のユーザ権限を選択でき、また複数のIPアドレスを指定可能です。参照ユーザに対して社内IPアドレスでアクセス制限の設定をおこなった場合、参照ユーザの権限が付与されたユーザは社内IPアドレス以外のIPアドレス(社外・個人で利用しているIPアドレス)からはAirCourseへアクセスできなくなります。
なお、アクセス制限設定は全体管理者権限をお持ちのユーザのみ可能です。
アクセス制限のメリット
アクセス制限を行うメリットは以下の通りです。
不正アクセスを防げる
特定のIPアドレス以外からのアクセスを制限することで、許可されていないIPアドレスからのアクセスができなくなります。そのため、不正アクセスはもちろん、社内ノウハウの情報流出も防ぐことができ、安全性が高まります。
アクセス制限設定方法を説明します。
全体管理者権限のアカウントでAirCourseにログインします。 画面左上の「管理」をクリックすると、「管理ホーム」に移動します。
ホームの切り替え
管理モードのサイドメニューにある「設定＞セキュリティ＞アクセス制限」をクリックすると「アクセス制限」画面が開きます。
アクセス制限画面を開くと以下の画面が表示されます。
アクセス制限設定画面
アクセス制限の設定をしていない場合、アクセス制限は「無効」状態となり、「有効にする」ボタンが表示されています。また、現在AirCourseにアクセスしているIPアドレスも表示されています。
「アクセスを許可するIPアドレスの追加」にアクセスを許可するIPアドレス、許可するユーザ権限を入力します。※IPアドレス・許可する権限の設定は必須です。
アクセスを許可するIPアドレスとユーザ権限を設定し、「追加する」をクリックします。
画面右上に「保存しました」が表示されたらIPアドレスの追加は完了です。
IPアドレス追加後の画面
全体管理者・マネージャ・一般ユーザ・参照ユーザのいずれかの権限を選択した場合、したユーザ権限毎に許可されたIPアドレスが表示されます。ユーザ権限別に設定している場合、アクセスを許可したIPアドレスはユーザ権限毎に表示されます。
設定したユーザ権限に該当するユーザは許可されたIPアドレスでのみ、AirCourseにアクセス可能になります。
許可するIPアドレスの追加が完了後、アクセス制限の「有効にする」をクリックします。
IPアドレスでのアクセス制限を有効にするかの確認メッセージが表示されます。
有効にする場合は「有効にする」をクリックします。
IPアドレスでのアクセス制限の設定は有効な状態になり、「許可されたIPアドレスからのアクセス」のみ可能な状態となります。
アクセス制限が有効な状態
設定済みのIPアドレスを変更する際は、IPアドレス欄で直接IPアドレスを変更し、「更新」のアイコンをクリックします。
IPアドレスでのアクセス制限を解除する方法についてです。
管理モードのサイドメニューにある「設定＞セキュリティ＞アクセス制限」をクリックすると「アクセス制限」画面が開きます。※アクセス制限が「有効」の状態になっている場合、「IPアドレスでのアクセス制限」が「有効」のアイコンが表示されます。
アクセス制限をすべて無効にする場合は、「無効にする」をクリックします。
IPアドレスでのアクセス制限を無効にするかの確認メッセージが表示されます。無効にする場合は「無効にする」をクリックします。
IPアドレスでのアクセス制限の設定は無効になり、「全てのIPアドレスからアクセス可能」な状態となります。