Q. 貴社の事業内容について教えてください。
東芝グループのシステムインテグレーション企業として、企業や官公庁のDX(デジタルトランスフォーメーション)やICT利活用を支援するITソリューションを提供しています。システムの企画・開発から運用・保守までをワンストップで担い、AI、クラウド、セキュリティ、データ活用などの先端技術を活用して、主に以下の4つの事業領域でお客様の業務効率化や価値創出に貢献しています(従業員数:1,011名)。
AI、クラウド、セキュリティ等の先端技術を活用し、主に以下の4つの事業領域でお客様の業務効率化や価値創出に貢献しています。
エンジニアリングIT事業:業務システム・クラウドシステムの設計・開発・運用
パッケージ・インフラIT事業:ERP、AI活用、ITインフラ・セキュリティ構築
官公IT事業:官公庁・自治体向けシステムの開発・運用支援
半導体IT事業:半導体製造を支えるITシステム・IoTシステムの構築
Q.皆様が所属されている「人事総務部人材採用開発担当」のポジションや役割について教えてください。
私たちは人事総務部の中で「新卒/キャリア採用」と「人材開発」を役割として活動しています。採用から入社後のスキルアップまでを一貫して担い、IT人材の育成を進めています。具体的には、採用前の大学との交流やインターンシップの開催、採用活動、入社後の新入社員研修、配属後のOJT活動のフォローを一貫して担うとともに、社員に向けた各種研修の開催や学習機会の提供に取り組んでいます。
配属後のOJTでは、指導員(メンター)と人事が「OJTシート(Excel)」を活用して新入社員の成長管理を行っています。定期面談を実施して目標の設定や振り返りを行い、記入されたシートを人事側に提出・確認することで、現場任せにせず連携しながら適切なフォローアップを実施しています。また、毎年3〜4割を占める文系出身者やIT未経験者に対しても、3ヶ月間の新入社員研修からOJTまでしっかりと伴走する体制を整えています。
Q. STUDYing導入前の状況や、抱えていた課題を教えてください。
IT人材の育成において、ITの基礎的な知識を広く蓄積していくことが必要であり、当社では従来より「情報処理技術者試験」の取得を推進していました。しかしながら、昨今ではIT開発の高度化・複雑化が進み、クラウドやAI等の最新技術を早期に習得する必要があることから、ITの基礎知識を学ぶことが後回しになる傾向がありました。従来は資格取得の働きかけが各部門任せになっていたこともあり、特に若手社員においてITの基礎知識習得に最適な情報処理技術者試験の取得が伸び悩んでいたのです。若手社員がIT基礎知識の重要性を認識し、モチベーションを持って学習・資格取得に取り組める学習機会の提供が急務でした。
Q. STUDYing導入の目的と、選定した理由を教えてください。
若手・中堅社員を中心にIT基礎知識の学習に取り組み、情報処理技術者試験を取得する全社的な施策を進めることにしました。当社にはAIやセキュリティ等の最新技術、プロジェクトマネジメントなど多くの研修があります。社員は日々の業務と並行してこれらに取り組んでいるため、IT基礎の習得や資格取得を同時に行うのは容易ではありません。そのため、効率的に学べ、スキマ時間を上手く使ってもらえる学習環境を提供することを第一に考え、STUDYingを選定しました。
Q. 他社サービスとの比較検討時に、何が決め手になりましたか?
大きな決め手は「動画講義から模擬テストへの流れが体系化されておりスキマ時間で学べる点」と、「AIレコメンド機能」の2点です。特に文系出身者やIT未経験者は、専門用語がわからないなどの理由で「どこから手を付けていいかわからない」と挫折しがちです。自分なりの学習スタイルが確立していない若手社員にとっても、AIが最適な学習ステップをサポート・誘導してくれる点が非常に魅力的に感じられました。
■STUDYingはAIアシスト搭載のAI資格パートナー
詳細はこちら
Q. 受講者の選抜方法や、運用面での具体的な工夫について教えてください。
入社10年未満で対象資格を保有していないエンジニア約100名から、2025年度は77名を受講候補者として選定。部門長との面談を通じて参加意思を確認し、受講を希望した66名全員にSTUDYingを提供しました。
単に教材を提供するだけで終わらせないよう、現場・学習ツール・人事の3者が連携する運用モデルを構築しています。
<継続学習を支える3ステップの運用>
【現場・上司】1on1で動機付けと受講意思を確認
1対1の面談(1on1)を活用し、「なぜ今この資格が必要なのか」を個別に話し合い、納得感を持ってスタートできるようフォローしました。
【受講者】受講者キックオフとSTUDYingでの効率学習
応募者全員を集めた「受講者キックオフ」を開催し、資格取得の意義やツールの効果的な使い方を直接レクチャー。受講生はスキマ時間で動画・電子テキストを学び、AIサポートに従って効率的に学習を推進します。
【人材採用開発担当】法人管理基盤「AirCourse」を活用した学習進捗の可視化と直接フォロー
管理基盤として「AirCourse」を利用しています。管理者がAirCourse上で受講進捗確認レポートから学習時間や進捗率を確認できるため、ログインが滞っている人や学習時間が少ない人を早期に把握し、人材開発担当から直接状況確認や声かけを行っています。会社による支援環境を整えつつ、自律的な学習習慣の定着を全社で後押ししています。
社員個々の学習スタイルとしては、動画は通勤などのスキマ時間に視聴し、まとまった時間でテキスト理解や問題演習を行う「メリハリをつけた学習」が定着しています。また、学習スタイルが未確立な若手社員は、STUDYingのAIレコメンド機能を活用して迷わず学習を進めているようです。
Q. STUDYing導入により、どのような成果や効果を実感されていますか?
2025年度から利用を開始しましたが、同年度に基本情報技術者試験(FE)に合格した社員の82%、応用情報技術者試験(AP)に合格した社員の75%がSTUDYingの利用者でした。数値で見ても、STUDYingの利用が資格合格に大きく寄与してくれたと感じています。
また、受講生が自発的に学ぶ習慣がつき始めたほか、「夏のインターンシップ参加者の3〜4割がすでにFEを保持している」という社外の現状を若手社員に共有することで、良い意味での刺激となり学習意欲の底上げにも繋がっています。
<実際にSTUDYingで受講された方の声>
【STUDYingのどのような点が学習しやすかったですか?】
【STUDYingでの学習はモチベーションに繋がりましたか?】
【他資格に取り組む時、また利用したいと思いますか?】
Q. 今後の展開・展望や、人事として大切にしていきたい思いをお聞かせください。
当社ではIT技術はもちろん、ヒューマンスキルやマネジメントスキル等、多面的な育成体系で社員のレベルアップを進めています。IT技術は日進月歩以上のスピードで進化していますが、最新技術を学ぶ上でも「基礎的な知識・技術」をしっかり積み上げることが何より重要だと考えています。
どれだけ最新技術に飛びついても、基礎がなければ途中でメッキが剥がれてしまいます。情報処理技術者試験は学習プロセスを通してIT基礎を学ぶのに最適な試験であり、今後も社員が確固たる土台を築けるよう、継続して取り組んでいきます。
▼東芝デジタルエンジニアリング株式会社 様についての詳細は公式サイトをご覧ください
https://www.toshiba-tden.co.jp/
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