研修が「日常業務」になった「50日で回り続ける」学習リズムを設計。少人数体制で受講率100%を維持する研修計画​

ロートニッテン株式会社 
活用事例





人事総務部 法務グループ
神谷 正剛



図1 図2

  • 50日サイクル」の定期配信を継続し、全社的な受講のリズムを確立
  • コンテンツ不足による教育の形骸化を、豊富な標準コースの活用で解消
  • 社長自らが早期に受講を完了。トップの姿勢が高い修了率の支えに

御社の事業内容を教えてください。

主な事業は、眼科領域に特化した医薬品・医療機器の製造販売です。1961年の設立以来、長きにわたり点眼薬などの開発を手掛けてきましたが、2022年にロート製薬グループの一員となりました。現在は医薬品に加え、ロートブランドのコンタクトレンズ事業を大きな柱として展開しています。経営の指針としているのは、社長の和田がよく口にする「社会の公器たれ」という言葉です。社会に新しい価値を提供し、その貢献によって我々も発展していく。この考えに基づき、コンプライアンス体制の整備を含めた誠実な組織運営を目指しています。

導入前の課題

■AirCourse導入前の課題感について教えてください。

以前も他社のeラーニングを利用していましたが、いくつか大きな課題がありました。

一つは、コンテンツの「更新性」です。当時はビジネス全般のコースの中からコンプライアンス系を選んで受講していましたが、数年で全コースをやり尽くしてしまいました。2巡目も同じ内容を配信したところ、受講者から「前にもやった」「受講する意味があるのか」といった不満の声が上がるようになり、学習が形骸化してしまったのです。

また、当社の法務グループは実質2名体制です。日々の契約確認や訴訟対応などの実務を抱える中で、教育教材を一から自作し、法改正に合わせて更新し続けるのはリソース的に困難でした。管理側の負担を抑えつつ、常に鮮度の高い知識を届ける仕組みが不可欠でした。


導入の決め手

■ AirCourseを選定いただいたポイントは何でしたか?

最大の決め手は、圧倒的な「コンテンツの豊富さ」です。

コンプライアンス系だけでも非常に多くのコースが揃っており、これなら数年先まで重複なく、受講者を飽きさせずに継続できると確信しました。法改正への対応を含め、コンテンツが着実にアップデートされていく点も安心材料となりました。

次に、直感的に使える「操作性」です。 無料トライアルで試した際、管理者画面が非常にシンプルで、作り手に負担がかからないと感じました。受講者にとっても、特別なマニュアルなしで感覚的に操作できることが魅力でした。コスト面も含め、当社の規模感とニーズに最も合致していたのがAirCourseでした。


▼定額制で1,000コース6,000本以上の研修動画が受け放題。
法改正にも対応。タイムリーに最新のコースが追加・更新。

【標準コース/標準学習パス】 体系図&コースリストのダウンロードは こちら


導入後の効果

■ AirCourseの具体的な活用状況について教えてください。

現在は、役員を含む全従業員を対象とした「コンプライアンス研修」を主軸に活用しています。

事務局側で、標準コースの中からその時々の社会情勢や法改正に合わせた2コースをピックアップし、学習パスとして割り当てています。

また、頻度は高くありませんが、新卒内定者の入社前課題としても活用を始めています。ビジネスマナーなどの汎用的なスキルをAirCourseで事前に学んでもらうことで、スムーズな受け入れにつなげています。


■ 運用面で工夫されている点はありますか?

「50日で回り続ける」学習リズム

50日ごとに2コースを完了させる」というサイクルを継続しています。

事務局側にとって「運用上、無理なくこなせるペース」として設定した50日周期でしたが、この一定のリズムを一度も崩さずに実直に守り続けたことで、現場にも大きな変化がありました。従業員にとって研修が「突発的に降ってくる業務」ではなく、「50日経てば必ず来る習慣」として定着したのです。最初に決めた計画を揺るがずに運用し続けたことが、結果として全社的な受講リズムの確立に繋がっています。すでに2027年までの長期計画を策定しており、このリズムを今後も継続していく予定です。


・社内ポータルによる導線設計

従業員が迷わないよう、社内ポータルサイトに研修専用のスケジュールとリンクを掲載しています。ワンクリックで受講画面に遷移できる工夫をしたことで、受講のハードルを下げています。


・トップの姿勢と徹底したフォロー

修了率ほぼ100%を維持できているのは、社長自らが誰よりも早く受講を完了させるという、トップの強いコミットメントがあるからです。事務局としても、自動督促メールに加えて、期限直前には未受講者へ個別にリマインドを行うなど、「最後の一人まで取り残さない」フォローを継続しています。


▼ポータルサイトで実施しているコース管理ページの様子

今後の展望

今後の展望、取組について教えてください。

今後は、コンプライアンスに留まらず、人的資本の活用につながるような教育へも範囲を広げたいと考えています。

女性活躍推進やダイバーシティ、あるいは経営・会計といったビジネススキルの習得など、従業員の成長を支援するコンテンツの拡充を検討中です。

また、現在は事務局指定の研修が中心ですが、AirCourseには他にも多くの魅力的なコースがあることを周知し、従業員が興味に合わせて自発的に学べる環境を作っていきたいですね。将来的には、製薬メーカーとしての製造ノウハウなどの教育訓練を動画化し、社内のデジタル資産として蓄積していくことにも興味があります。動画で記録を残す文化を少しずつ醸成しながら、AirCourseをより幅広い学びのプラットフォームとして活用していければと考えています。


▼ロートニッテン株式会社 についての詳細は公式サイトをご覧ください

https://www.rohto-nitten.co.jp


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