■御社の事業・サービス内容、ご担当者様の業務内容を教えてください。
株式会社リコージャパンは、様々な業種におけるお客様の経営課題や業務課題の解決を支援する各種ソリューションの提供を行っています。
具体的には、「複合機やプリンターやICT関連商品などの販売と関連ソリューションの提供」「保守・ネットワーク構築・ICT運用業務代行」「システムインテグレーションおよびソフトウェア設計・開発」です。
さらに近年は「デジタルサービスの会社への変革」をビジョンとして掲げ、複合機などオフィス機器の販売(モノ)から、企業の経営課題を解決する提案(コト)を中心とするビジネスモデルへの転換を目指しています。
そのなかで、私たちが担当するコーポレートセンターの役割は、リコージャパンの「企業価値向上と継続的な成長」に向けて「効果的・効率的なサポート、リスク管理のプロセス構築、業績向上、リスク低減」を実現し、経営体質強化を図ることです。
例えば経営管理部では、業務効率化を目的として、電子契約書や電子請求書の展開・推進といった社内DXを関係区と協力して進めています。
あわせて、コーポレートスタッフ向けの推奨資格の取得支援や、研修の企画・推進、業務知識の理解度テストなど、スキルアップ支援をはじめ地域横断コミュニケーション活性化の企画・推進も行っています。
■STUDYing導入前の状況や抱えていた課題を教えてください。
これまでも資格取得を推奨していたものの、実際に取得に至るのは一部の社員に限られていました。また、最適な教材の選定・購入といった手間がハードルとなっていたことも、取得者が伸び悩んでいた要因です。
こうした状況を受け、「社員の資格取得に対するモチベーションが高まり、チャレンジできる仕組み・環境づくり」について模索する必要がありました。
■STUDYing導入の目的を教えてください。
社員に資格取得の有効な学習手段として活用してもらうのはもちろんのこと、スマホ・タブレット・パソコンで手軽に学べる利点を活かして隙間時間に学習してもらうことや、学習意欲の向上も目的としています。
運用面においても、購入手続きを一括でできることも大変ありがたいと感じており、個別に精算する手間がない点も大きなメリットだと思っています。
■STUDYing選定のポイントはどこでしたか?
対応資格の豊富さ ・サービスの知名度・手頃な価格設定が魅力でした。加えて、重たい参考書を持ち運ぶ必要も無く、どこでも気軽に学習できる点やいつでも好きなタイミングで学習できる点もポイントでした。実際に、朝のちょっとした時間や昼休みの合間などを有効活用できているという声が届いています。
また、当社拠点は全国にあるため、各拠点の社員に対して学習機会を公平に提供できた点もコストパフォーマンスの高い選択になったと感じています。
■ STUDYingの具体的な活用方法、内容などを教えてください。
ITパスポート・簿記検定・ビジネス実務法務といった推奨資格取得の支援策として、社員に提供しています。
受講については、社員の自主性に重きをおいています。ただ、長い間ログインがない社員や進捗が滞っている社員にはこちらから声をかけ、気になる点や困りごとなどのフォローを行っています。
また、すべての推奨資格を取得できた社員には表彰状を授与しています。
■ 社員の皆さまへの周知はどのように行ってますか?
半期ごとに発信文書を通じて受講募集を行っています。社員は募集要項を確認し「ITパスポート、簿記検定、ビジネス実務法務」のうち、いずれか1つを選択する仕組みです。
■STUDYing導入により、実感された効果を教えてください。
STUDYingを用いて合格できた社員は、別の資格を取得する際も「STUDYingが勉強しやすく便利だった」と再度応募してくるため、資格取得の意欲が高まっていると思います。
教材を選んで購入する手間もかからないためチャレンジできるハードルが低くなり、モチベーションアップにもつながりやすいと感じています。
STUDYing導入後は、合格者の人数および受講希望者が着実に増えており、各社員の自己成長やスキルアップにつながっていると実感しています。
■今後の展開・展望を教えてください。
現在はコーポレートスタッフを対象に活用していますが、今後はサポート体制を強化しつつ他の職種にも展開して、学びの場を広げたいと考えています。
また、様々な資格にチャレンジできるSTUDYingを有効活用し、社員がイキイキと働き、スキルアップを行える職場づくりをさらに推進していきます。社内からもより多くの資格取得を目指したいという要望が届いているので、更なるサービスおよびコンテンツの充実を期待しています。