AirCourseを用いたハイブリッド研修で関連売上が3倍に!

株式会社メンター・クラフト
活用事例






経営企画部長(兼)管理部長
谷 祥子 氏












  • 「長時間の研修は集中しづらい」という声から生まれたハイブリッド研修
  • 「eラーニングによる事前学習+集合研修」で学習効率アップ
  • AirCourseの使いやすさにより、問合せ対応に追われる心配もなし

御社の事業内容を教えてください。

株式会社メンター・クラフトは、事業規模や業種を問わず、あらゆる企業に対応可能な研修・公開講座・コンサルティングサービスを提供しています。部下をもつ層を対象としたリーダーシップやマネジメントに関する研修をはじめ、ビジネス交渉研修、マーケティング研修、ロジカルシンキング、ビジネス分析など研修テーマも様々です。

また、受講者が常に集中しながら楽しく学べるようにワークやディスカッションを取り入れるなど、受講直後からすぐに実践に活かせる工夫を施しています。おかげさまでリピート率も高く、ある自治体様では十数年にわたって継続いただいています。

■AirCourseの導入に至った経緯を教えてください。

そもそものきっかけは2020年当時、コロナウイルス蔓延の影響により2月から6月頃までの研修がすべて一時キャンセルとなったことでした。

そのため即座にオンライン研修に切り替え、翌年の2021年からは9割以上の研修をオンラインで実施しました。ただ、受講者からは「終日オンラインでの研修は集中力が持たない」「もっと短時間で受講したい」といった意見が目立つようになります。

そこで、2021年末頃にeラーニングを用いた事前学習(e事前学習)と集合研修を組み合わせた「ハイブリッド研修」を開発しました。受講者が事前にeラーニングでインプットを行っておくことで、研修当日はワークやディスカッションに集中して取り組めるのが利点です。

そして2022年からハイブリッド研修を本格的に展開するため、eラーニングシステムの候補として、AirCourseを含めた計3社で比較・検討を進めます。

その結果、「システム自体が使いやすい」「管理や運用のサポートを行いやすい」「オリジナル研修動画をチェックテスト付きでアップできる」といった点をすべて満たしたAirCourseの導入が決まりました。

AirCourseの活用を本格化された背景についてお聞かせください。

2022年にAirCourseを用いたハイブリッド研修を展開し始めて、2023年にはAirCourse関連の売上が約3倍になりました。なかには、2022年にハイブリッド研修をお試しで1クラスだけ利用された企業様が、2023年には3クラスとなったケースもあります。

またAirCourseを用いた研修が、各企業に適した研修を選定して提案する「研修エージェント」から高い評価を得られたことで、利用数が伸びたという背景もあります。1社目で上手くいったため、次々に紹介・導入してもらえたようです。


エンドユーザーからはどのような反応がありましたか。

以前だと終日かかっていた研修が、ハイブリッド研修では事前学習との組み合わせで集合研修当日は、半日程で受講できるようになったため非常に学びやすくなったという声をいただいています。

当社内にAirCourseの操作・運用に関する問合せ窓口も用意していますが、問い合わせはほとんどなく、サポートを行う側も対応に追われることがないため助かっています。受講者の皆さまとも、動画視聴からチェックテスト受験、そして集合研修参加までスムーズに行えているようです。

また、各企業様での実施状況をみると、コロナ禍を乗り越えて対面式の集合研修に戻るケースも見受けられますが、eラーニングを含むオンラインでの研修は無くならないように思います。理由としては、各地から集合する際の移動コストや時間を抑えられるメリットがあるためです。


今後の展望についてお聞かせください。

企業の人事教育部門の担当者の負担をなくしつつ、従業員の学びの機会を提供できるように 提案していきたいです。すでに大企業や中堅企業での研修実施をきっかけに、導入済の eラーニングやLMSのリプレイス提案を始めています。それら人事教育部門では、 人手不足や工数がとれないためにLMSの管理ができずに十分に稼働できていない、 放置せざるをえない、という悩みを抱えている事があるからです。

当社は、研修コンテンツはもちろん、AirCourseというプラットフォームに加えて、 ユーザー登録作業や、コース割当、リマインドメッセージの設定など、人事教育部門 の運営を代行しています。今期からは、当社の研修とAirCourseをセットで提案して いく専任営業もアサインする予定ですので、より一層当社にしかできない価値提供を KIYOラーニング様と一緒に進めていきたいと考えております。