■御社の事業内容を教えてください。
当社は、“不動産ソリューションで社会の発展に貢献する”をミッションとする、不動産鑑定評価を中心とした不動産のコンサルティングファームです。不動産鑑定士という国家資格に基づき、不動産の価値評価を行う事業が主軸ですが、それだけでなく建築コンサルティングや環境関連、海外不動産の評価、固定資産システム評価など、幅広い領域で不動産に関する総合的なコンサルティングを行っています。
■担当の業務内容について教えてください。
私は経営企画部に所属しており、経営資料の作成や経営者のサポート、総務的な業務など、経営全般に関わる業務を担当しています。 その中で、社内研修体系の構築や、AirCourseの管理も当部署で担っています。研修コンテンツ自体は各部門が主体となって作成し、それを録画・整理してAirCourseに掲載するという形で、全社のナレッジを集約しています。 部署としては5名ほどおり、AirCourseの運用については私ともう1名の2人体制で管理・アップロードなどを行っています。
■今回、eラーニングを導入されようと思った目的や背景を教えてください。
AirCourseの導入は4〜5年前ですが、それ以前から別のeラーニングサービスを利用していました。
ただ当時使っていたサービスは、主に自社動画を載せるためのプラットフォームで、研修コンテンツ自体の提供はありませんでした。
「自社で作るだけでなく、既存の研修コンテンツも活用できる環境にしたい」という意見が社内でも挙がるようになり、乗り換えを検討したのがきっかけです。
検討当初は明確な用途がすべて決まっていたわけではありませんが、「まずは環境を整え、今後の活用の幅を広げていこう」という方針で検討を進めておりました。
■AirCourseをお選び頂いた理由を教えてください。
一番大きかったのは、研修コンテンツが標準で提供されている点とコスト面です。
以前のサービスは自社動画を載せる機能が中心でしたが、AirCourseは標準コースが豊富にあり、必要な研修をすぐに使える点が魅力でした。
また、料金面でも以前のサービスよりかなり抑えられたことも大きな決め手でした。
比較検討に関して、実は多く行ったわけではなく、上司が個人で「スタディング」を利用していて、「同じ会社のサービスなら良いのでは」という紹介がきっかけでした。
そこから検討し、導入に至っています。
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■普段はAirCourseをどのような形でお使い頂いていますか。
基本的には、各部門で実施した研修や勉強会を録画し、資料とあわせてAirCourseに掲載するという運用をしています。コンテンツの企画や実施自体は各部署や専門チームが主体となって行い、それを経営企画部で取りまとめて掲載する形です。社内で行われているあらゆる学びを一度AirCourseに集約し、いつでも見返せる状態にしているというイメージですね。
学習の単位としては、単発の動画をそのまま置くのではなく、「学習パス」という形で整理しています。たとえば、社内制度の説明や中期経営計画の共有といった全社共通の内容は一般研修としてまとめていますし、当社の主力部門である鑑定部門については、初級者向けから中級者向け、書式や業務プロセスなど、専門的な内容を体系的にまとめた学習パスを作成しています。また、生成AIを社内で利用する前に受けるべきリテラシー研修のように、標準コースと自社マニュアルを組み合わせて「これを受けた人は利用可能」とする運用にも使っています。
特徴的なのは、専門チームの研修を全社に開放している点です。当社は不動産鑑定という専門性の高い業務を行っているため、オフィス、ホテル、ヘルスケア、物流施設など、アセットごとに専門チームが存在します。それぞれのチームが年に1回程度実施する研修を録画し、AirCourseに掲載しているのですが、これは必ずしもそのチームだけのためのものではありません。たとえば、普段はヘルスケアを担当していない社員が、業務の中で老人ホームの評価を行う必要が出てきた場合、「まずはヘルスケアチームの研修動画を見てみよう」という形でAirCourseにアクセスすることが多いんです。専門チームに所属していない社員でも、必要に応じて他部門の知識を取りに行ける環境になっています。
実際、必須にしている研修はISMSなど一部に限られていて、専門チームの研修などは任意視聴のものが多いのですが、業務に直結する内容であるため、必要なタイミングで自然と見に行くという使われ方をしています。社員数が多いので、どうしても見る人と見ない人の差はありますが、「業務に必要な知識はAirCourseに行けばある」という認識は社内でかなり浸透していると思います。
■実際にAirCourseをご利用頂いて良かった点などあれば教えてください。
まず大きいのは、学習パスでコースをまとめて提供できる点ですね。単発のコースがバラバラに並んでいると、受講者側は何を見ればよいか分かりづらくなりますが、当社ではテーマごとに必要なコースを組み合わせて学習パスとして整理しています。そうすることで、「この業務ならこのセットを見ればいい」という形で提示でき、受講者が迷わず学習できるのは非常に使いやすいと感じています。
また、標準コースが豊富に用意されているので、「この内容を社員に伝えたい」と思ったときに、まずAirCourseの中から該当するコースを探せば見つかることが多いです。すべてを自社で作る必要がないので、必要な部分だけ自社コンテンツと組み合わせて使えるのはありがたいですね。実際、ISMS対応や管理職研修、生成AIの利用に関する教育など、さまざまなテーマで標準コースと自社コンテンツを組み合わせて活用しています。
自社動画のストックという点でも、容量面で大きな制約を感じることはなく、これまでに実施した研修を継続的に蓄積できています。集合研修を実施した後に動画と資料を掲載しておくことで、参加できなかった社員や後から復習したい社員がいつでも見られる状態になりますし、過去の研修がナレッジとして残っていくのは大きなメリットだと思います。
機能面では、シングルサインオンに対応している点や、受講履歴をすぐに出力できるレポート機能も重宝しています。特に必須研修については、期限を区切って受講状況を確認し、未受講者へフォローする必要がありますので、履歴をすぐ確認できるのは運用上助かっています。また、どの研修がよく見られているかといった傾向も把握できるので、社内の興味関心を知る上でも参考になります。
それから、画面の見やすさも良い点だと感じています。ユーザー側の画面については、学習パスやカテゴリーで整理されているため、自分が受けるべき研修や興味のある研修を探しやすい構成になっています。
管理者側の画面についても、コースやユーザーの管理、受講状況の確認、レポート出力などが一通り揃っており、日常的な運用を行う上で使いやすいと感じています。管理画面から必要な情報にすぐアクセスできるので、研修の割り当てや進捗確認といった作業もスムーズに行えています。
■AirCourseの活用が貴社内で浸透した要因があれば教えてください。
一番大きいのは、当社にもともとあるナレッジを蓄積し共有していこうという文化だと思います。当社の業務は専門性が高く、チームごとに蓄積された知見を社内全体で共有することが重要です。もともと集合研修や勉強会は昔から行っており、「やった内容は社内に残す」という意識がありました。AirCourseは、その延長線上で自然に受け入れられた印象があります。研修を実施したら録画して掲載する、必要な人が後から見返す、という流れが、文化として無理なく定着しました。
また、標準コースをそのまま配信するのではなく、自社に必要な内容を選び、組み合わせて学習パスを作るという運用をしている点も浸透の要因だと思います。すべてのコースが業務に直結するわけではないため、当社に必要なものだけをピックアップし、自社のマニュアルや動画と組み合わせて提供しています。受講者側からすると「この業務ならこの学習パスを見ればいい」という形になり、実務に紐づいた学びとして受け入れられやすくなっています。
運用面では、各部門の社員には研修コンテンツ作成そのものに集中してもらえる体制にしています。研修の企画や実施は各部門が担いますが、動画の掲載や整理は経営企画部で行うため、現場は「良い研修を作ること」に集中できます。これによって、現場からも継続的にコンテンツが上がってくる流れができました。
さらに、当社の場合は社外向けのセミナーや発信を行う機会も多いため、その準備として社内研修を行い、それをAirCourseに載せるという流れができています。AirCourseに自分が登壇した研修が掲載されることで、社内で顔が知られるという側面もあり、結果的にコンテンツ提供のモチベーションにもつながっています。
加えて、利用のハードルを下げる工夫として、社員用スマートフォンのホーム画面にAirCourseのショートカットを設置しています。アプリのようにワンタップで開ける状態にしているため、通勤中や自宅などでも気軽に視聴できます。こうしたアクセスのしやすさも、日常的に利用される要因の一つになっていると感じています。
こうした文化・運用・環境の組み合わせによって、「研修を実施したらAirCourseに載せる」「必要なときに見に行く」という流れが自然と根付き、社内での活用が浸透していったのだと思います。
■どのような企業にAirCourseは使えると思いますか?事例を見て頂いている方へのメッセージがあれば教えてください。
当社のように専門性の高い業務を扱う企業にはもちろん合うと思いますが、それ以上に、研修をすべて自前で用意するのが大変な中堅・中小企業の方には特に使いやすいサービスだと思います。
自社だけで研修コンテンツを整備しようとすると、企画・撮影・編集・運用とかなりの工数がかかりますし、担当者が限られている企業ほど負担は大きいと思います。その点、標準コースが豊富に用意されているので、まずはそれをベースに使いながら、必要な部分だけ自社コンテンツを追加していくという形が取りやすいのではないでしょうか。
当社も最初から活用方法がすべて決まっていたわけではなく、「まずは入れてみて、どう使えるか探っていこう」という形でスタートしました。実際に使っていく中で、ISMS対応や管理職研修、専門チームのナレッジ共有など、用途がどんどん広がっていきました。最初から完璧な運用を作ろうとするよりも、まずは導入して、社内の研修や勉強会を少しずつ載せていくことで、自然と活用の幅が広がっていくのではないかと思います。
また、社内で何かしら勉強会や集合研修を行っている企業であれば、それをその場限りで終わらせず、AirCourseに蓄積していくことで、知識を資産として残せます。特に、拠点が分かれている企業や、全員が同じ研修に参加できない企業には有効だと思います。後から入社した社員が過去の研修を見られるようになるという点も大きいですね。
▼大和不動産鑑定株式会社 様についての詳細は公式サイトをご覧ください
https://daiwakantei.co.jp/
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