実質2名で650名の自律学習を支援、キャリタスが実現した自律型人材育成の仕組みづくり

株式会社キャリタス 
活用事例




人財開発部 副部長
筒井 則行



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  • 人事の業務負担を抑え、社員が学びたい時に学べるセルフラーニング化を実現
  • 直感的な管理機能と手厚いサポートにより、人事の工数を劇的に削減
  • 等級別の推奨コース設定や定期的なレポート配信を通じて、社員が自発的に自己学習に励む文化を醸成

御社の事業内容を教えてください。

当社は、進学から就職に至るまで「キャリタス」という一つのブランドを用い、様々な人生の岐路に関わるサービスや情報を提供している会社です。北は札幌から南は九州・宮崎まで全国に拠点を設けて幅広く事業を展開しています。 人材・広告業界の中では、50年以上の歴史を持つ点が大きな特徴です。スタートアップやベンチャー企業が多く新規参入する業界において、長く安定して展開を続けてこられた自負があります。また、新卒領域においては国内にとどまらず、「ボストンキャリアフォーラム」や「ロサンゼルスキャリアフォーラム」などを主催し、海外におけるグローバル人材の就職・採用支援にも力を入れているのが当社の強みです。

Q. 筒井様のポジションや役割、運用体制について教えてください。

私は人事本部の中にある「人財開発部」で副部長を務めています。人事には「攻め」と「守り」の領域があると言われますが、私たちが担うのは攻めの領域である、採用、育成、配置、組織開発などです。個別の実務に直接入るというよりは、これら全体のマネジメントを広く担当しています。 人財開発部は純粋に業務に当たっているメンバーが7名という体制ですが、AirCourseのシステム操作や日々の運用管理に時間を割けるのは、私ともう1名、派遣社員の方を合わせた実質2名体制です。限られたリソースの中で効率的に運用していくことが求められています。

導入前の課題

Q. AirCourseを導入される前は、どのような課題がありましたか。

新入社員向けの3週間の導入研修などは全国の拠点から東京の本社に集まってもらう集合形式をとっており、今も継続しています。一方で、それ以外の「階層別研修」に関しては、あまり体系化されたものがありませんでした。管理職向けやスポットの研修を、その都度オンラインや対面を織り交ぜながら行っていたという状況で、これをしっかりと体系だったものに整えたいという想いがベースにありました。

また当時、自己研鑽に励みたいという意欲ある社員に対して「外部研修の受講制度」を設けていました。これは社員が手挙げ式で申請し、人事が確認・承認して費用を補助する仕組みです。しかし、これだと1人あたりのコストが割高になってしまう上に、社員側も気軽に申し込みづらいという心理的ハードルがありました。時間や場所に制約されることなく、誰もがもっとフランクに学べる環境を会社として提供できないか、と考えたのがeラーニング検討のきっかけです。

導入の決め手

Q. 数あるサービスの中で、AirCourseを選んだ理由は何でしたか。

4社ほどを比較検討したのですが、最も重視したのはサービスに含まれる「研修コンテンツの質」です。他社のデモ版をいくつか試した際、スライドが数枚出てきてそれをめくったらおしまい、というようなコンテンツも1コースとしてカウントされているケースがあり、質にバラつきがあると感じていました。その点、AirCourseは「入っている研修の質が非常に良い」という意見が検討メンバーから多く寄せられ、納得して選ぶことができました。

もう一つの決定打は、先述した「少人数で運用できる管理機能」「手厚いサポート体制」です。専属でなくとも困った時に特定の誰に相談すればいいのかが明快で、かつレスポンス良く対応してもらえる環境が当社には必要不可欠だったため、十分なレベルで満たしてくれているAirCourseの導入を決めました。

具体的な活用

Q. AirCourseの具体的な活用状況について教えてください

現在は「全社研修」「階層別研修」「オンボーディング」「自己学習」の4つの軸でフル活用しています。

全社研修は、ハラスメント防止研修とコンプライアンス研修の2つを行っています。コンプライアンスに関しては、一般的な内容ではな当社で起きた、あるいは起こり得たトラブルや違反を防ぐ生きた研修にしたかったため、外部の弁護士の先生をお招きした講義を映像に収め、AirCourseで配信してテスト回答までを完了させるフローにしています。過去は映像を社内の共有ドライブに格納して「見ておいてください」とするだけで完了確認ができませんでしたが、AirCourse導入後は管理が劇的に楽になり、対象者の100%が受講を完了できるようになりました。社員への個別フォローなども行いながら、徐々に「当社の研修はAirCourseで受けるものだ」という意識が皆に定着し、受講完了までのスピードも早まってきています。

また、毎月1日と16日にある中途入社者向けのオンボーディング(経理・法務・人事の基礎研修)でも大きな効果が出ています。これまでは入社日のたびに各部署から講師を集め、丸1日かけて講義を行っていたため現場の負荷が高かったのですが、これを動画化してAirCourseに載せました。まずは各自で動画を見てもらい、最後に講師が少しだけ直接質問を受ける時間に切り替えたことで、講師側の負担が劇的に軽減されました。受講者側からも「経費精算の方法など、後から見たい時にいつでもオリジナルコースで見直せるので、心理的負担が減った」と好評です。

Q. 運用面で工夫されている点はありますか?

階層別研修を任意(ノンバインド)で運用するにあたり、ログインしたら迷わない工夫を施しています。当社には各社員の役割責任に基づき階層を定める「等級制度」とそれに紐づく役職、そしてその役割を遂行するために必要な能力をまとめた「育成体系図」があります。その体系図とAirCourseのコースを照らし合わせ、「この等級の人にはこの学習がおすすめ」という推奨コースをあらかじめシステム側で裏側から割り当てて紐付けています。これにより、社員がログインすると自分にぴったりの推奨コースが目の前に表示されるため、迷わず学びをスタートできます。

さらに、自己学習(セルフラーニング)を後押しするため、3ヶ月に1回、部署ごとの「総受講時間トップ10」を社内チャット(Slackで全社にレポート配信しています。下位の部署を出すのではなく、上手く活用している上位の部署を讃える形です。管理職自らが勉強し、部員に対して「みんなで受けようよ」と旗を振ってくれている部署は目に見えて受講率が良いですね。こうしたレポートによる後押しや、会社方針として「生成AIの利活用」を発信した効果もあり、最近では生成AI関連のほか、タイムマネジメントやコーチングといった業務効率化・マネジメント系の標準コースが自発的に多く受講されるようになっています。


Q. 実際に導入して、どのような点で良かったと感じますか?

一番のメリットは、社員に対して「学びたい」と思った時に学べる機会を平等に提供できるようになったことです。会社から「やりなさい」と言われてやるだけが研修ではありません。従来のやり方では、研修のたびにコストや承認の手間がかかっていましたが、AirCourseのおかげでそうした手間がなくなり、自律的な学びのハードルを大きく下げることができました。

もう一つは、人事側の業務負荷の軽減です。人事は社内の人間関係や人としての成長といった、正解や型のない複雑な課題に向き合いながら、投資に対する成果も厳しく求められる、非常に業務負荷の高い職種です。だからこそ、人事自身も生産性高く、効率よく働かなければなりません。研修をセルフラーニング化してシステムに任せ、人事が抱える工数を削減していくことは、組織全体の生産性を上げる意味でも本当に大切なことだと実感しています。直感的にシステムが使いやすく、手厚いサポート体制が整っているAirCourseは、そうした人事側の働き方を改善するという面でも何より素晴らしい導入メリットがありました。


今後の展望

■今後、AirCourseの活用をどのように発展させていきたいとお考えですか?

当社は「人をビジネスとしている会社」です。その一員である以上、自社の社員のことも絶対に大切にすべきですし、そうあるべきだと思っています。そして、会社が社員を大切にするということは、単にお給料を払うことだけではありません。一人ひとりにちゃんと「成長する機会」を与え、その背中を押してあげる場を設けること、それも含めて人を大切にするということだと思うのです。 AirCourseに関しては、まだまだ必須研修だけを消化している社員が多いのが現在の課題です。社内では「年間何時間セルフラーニングをしよう」というKPIを定めています。まだその目標値には遠い状態ですが、今後はさらに意識の醸成を図り、社内に「研修って面白いよね」「学んで良かったよね」と言える社員を少しずつ増やしていきたいと考えています。 AirCourseを使いながら、誰もが平等にチャンスを得て、より働きやすく、自ら活躍できる会社を目指して、これからも人材育成に全力を注いでいきます。


▼株式会社キャリタス 様 についての詳細は公式サイトをご覧ください

https://www.career-tasu.co.jp/


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