全社研修の受講習慣を「毎月実施」で定着化
auコマース&ライフのeラーニング運用

auコマース&ライフ株式会社
活用事例












人事総務部
副部長 森島 隆史 





  • 徹底した「月単位の運用サイクル」による受講習慣の定着
  • 管理者と受講者双方の負担を軽減する「使いやすさ」
  • オリジナルコースの「情報の鮮度」を効率的に維持

御社の事業内容を教えてください。

主な事業は、KDDIグループのコマース事業を担う、総合ショッピングサイト「au PAY マーケット」とau PAY ふるさと納税」の企画・運営を行っています。日用品からグルメ、ファッション、家電など、多様な商品やサービスの提供を通じて、顧客の「暮らしが満たされるお買い物体験」の実現を目指しています。

EC業界は変化が激しいため、お客様に最高の体験を提供し続けるには、社員一人ひとりの継続的なスキルアップが不可欠です。私たちは、お客様の「お買い物体験」をさらに便利で楽しいものにするため、常に新しいサービスや企画を生み出しています。


導入前の課題

■AirCourse導入前の課題感について教えてください。

以前は、別のeラーニングシステムを活用していましたが、管理者と受講者双方にとって課題がありました。

1つ目は、研修資料の運用における工数の負担です。社内で作成した研修資料をシステムにアップロードする際、ファイルの形式指定やエンコードに手間がかかり、1つの資料で1時間近くかかることもありました。毎月必ず実施する全社研修に加え、部門ごとの研修も企画していたため、この作業が大きな負担となっていました。

2つ目は、提供できる教育コンテンツの不足です。自社で作成したコンテンツだけでは、社員に提供できる学習内容が限られていました。特に、多様な職種や役職を持つ社員がいるため、一般的なビジネススキルやコンプライアンス、マネジメントなど、汎用性の高い研修を体系的に提供することが難しい状況でした。

導入の決め手

■AirCourseを選定いただいたポイントは何でしたか?

決め手はいくつかありますが、特に評価したのはコストパフォーマンスです。他社と比較して、コストを抑えながらも質の高いコンテンツと充実した機能を備えている点が魅力的でした。

次に、豊富なコンテンツラインナップです。約400名の従業員に対応するため、幅広い分野の学習コンテンツが網羅されている点を重視しました。AirCourseは、ビジネススキルからコンプライアンス、ハラスメント対策、マネジメント講座まで多岐にわたる講座が充実しており、社員の多様な学習ニーズに応えられると確信しました。

管理者と受講者にとっての使いやすさもポイントでした。直感的なUI/UXは、管理者側の工数削減に大きく貢献してくれました。以前は1時間かかっていたアップロード作業も簡易的になり、パワーポイントやPDFなど豊富なファイル形式にそのまま対応しているため、資料の取りまとめが非常にスムーズになりました。

▼初期費用0円、月額200円/名※1〜でから始められるコストパフォーマンス(※1 年間契約1,000名でご利用の場合)

料金表はこちら

▼定額制で1,000コース6,000本以上の研修動画が受け放題。タイムリーに最新のコースが追加・更新。

【標準コース/標準学習パス】 体系図&コースリストのダウンロードは こちら

導入後の効果

■AirCourseの具体的な活用状況について教えてください。

現在は「全社研修」「部門別研修」、そして「新入社員研修」で活用しています。

全社研修では、法改正やコンプライアンス研修といった必須コンテンツを、年間カリキュラムとして毎月1つのペースで実施しています。これらのコースには、オリジナルコースと標準コースを組み合わせています。受講率に関しては、8割以上と高い水準を維持できています。

部門別研修では、部門のマネージャーが標準コースから必要なコンテンツを選び、部下に割り当てています。進捗管理もマネージャーが担当し、主な目的はリスキリングです。運用は部門に任せており利用頻度にはばらつきがありますが、事務局からコース一覧を提供することで、選定の手間を軽減するよう工夫しています。

新入社員研修では、ビジネスマナーや基礎知識など汎用的な内容は標準コースを活用し、会社独自の内容は対面で実施しています。これにより、集合研修では時間が足りない部分を効率的に補完できるようになりました。


■運用面で工夫されている点はありますか?

オリジナルコースの「情報の鮮度」を保つようにしています。オリジナルのコンテンツは毎年内容を見直す必要がありますが、全体を作り直すのではなく、ユースケースや法改正など特に更新が必要な箇所に絞って見直すことで、工数を抑えながら常に最新の情報を提供できています。

また、受講率を高く担保するために「月単位の運用サイクル」を確立しました。以前は受講期間が月ごとにバラバラでしたが、「毎月第1営業日に研修を公開し、月末までを受講期間とする」という一貫したルールを導入しました。これにより、従業員に「また今月も研修があるな」「月末までにやらなきゃ」という習慣が定着し、受講がスムーズに進むようになりました。

毎月月初にメールや社内チャット、イントラで研修開始をアナウンスするだけでなく、月末には部門のマネージャーから未受講者へ直接声かけをしてもらう体制を整えています。このきめ細かなフォロー体制が、受講率のさらなる向上につながっています。


■実際にAirCourseを導入して、どのような点で良かったと感じますか?

まず、管理者と受講者の両方にとって運用が非常に楽になったことです。特に、管理者としては、直感的で分かりやすい管理画面のおかげで、使い方の問い合わせがほとんどなくなりました。新入社員からも操作に関する質問は少なく、スムーズに利用してもらえています。また、月単位の管理により運用負担が大幅に軽減されました。月の初めに一度設定するだけで、あとは自動で運用されるため、管理側の手間が大幅に削減されました。

今後の展望

■今後の展望、取組について教えてください。

今後は、2つの方向性に注力していきたいと考えています。

  1. 育成プログラムの強化現在は全社一律の研修が中心ですが、今後は階層別やジョブ別でカリキュラムを構築していきたいと考えています。AirCourseの標準コースと自社で作成するオリジナルコースを組み合わせることで、社員一人ひとりのキャリアプランに合わせた最適な学習パスを提供し、育成をさらに強化していく計画です。
  2. リスキリングの促進部門別研修で始まった施策をさらに加速させていきたいです。社員が自ら学びたいコンテンツを選び、主体的にスキルアップできる環境を整備することで、個々の成長を支援し、組織全体のパフォーマンス向上につなげたいと考えています


▼auコマース&ライフ株式会社 様 についての詳細は公式サイトをご覧ください

https://www.au-cl.co.jp/




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