AirCourseで実現する高効率研修|運営工数の大幅削減と高い受講率

株式会社wevnal
活用事例






経営企画部 アドミニストレーション&リスクマネジメントチーム
労務総務法務グループ 法務ユニット 石村 直樹 氏












  • ブランド体験の向上を通じて、LTV最大化に貢献するBXプラットフォーム「BOTCHAN(ボッチャン)」を運営
  • AirCourse導入により、運営側と受講側それぞれの時間を大幅削減
  • 周囲からの呼びかけやリマインドの工夫で受講率は「ほぼ100%」

御社の事業内容を教えてください。

株式会社wevnalは、独自に開発したチャットボットを軸としたBXプラットフォーム「BOTCHAN(ボッチャン)」の開発・運営を主に手掛けており、多岐にわたる業界の企業へ提供しています。本サービスは、各社サービスサイトやLINE、マイページ上などで、質の高いコミュニケーションを実現し、LTVの最大化を図ることが可能です。多くのユーザーにご利用いただくなかで培われるノウハウを活かし、更なるサービスの向上に日々取り組んでいます。

また、私は経営企画部内の法務ユニットとして、契約審査や広告審査、社内向けのコンプライアンス研修の受講管理などを担っています。


AirCoure導入前の状況や抱えていた課題を教えてください。

当社は業務上、広告表現や情報に関して一定以上のリテラシーを求められることから、コンプライアンス教育に注力をしています。その一環として、前任者が担当していた頃からコンプライアンス研修を毎月開催していました。

ただ以前は、研修に用いる資料を自作しなければならず、ExcelやGoogleフォームなどを駆使しながら毎月作成していたんです。さらに、受講管理も行わなければならず、負担は相当なものでした。こうした負担を解消する手段として、eラーニングシステムの導入を検討し始めました。


検討するなかで決め手になったポイントを教えてください。

eラーニングシステムを選定する際にあたり、3つの視点を設定しました。

1つ目は「既存のコンテンツが充実していること」。2つ目は、広告に関してなど専門特化した内容も必要となるため「オリジナルコンテンツを組み込めること」。そして3つ目は「社員が受講しやすいようにPCやスマホからアクセスできること」です。

この3つに加えて、「受講管理が容易なこと」「自社のチャットツールと連携が可能なこと」「コストが手頃なこと」を全て満たしたのが、AirCourseでした。おかげで社内稟議も行いやすかったですね。

AirCourseの具体的な活用状況、運用方法などを教えてください。

当社では毎月第2週・第4週に全社会を実施しており、とりわけ第4週は管理部門から事業部門への情報共有がメインとなっています。毎月ここで全従業員へ当月のコンプライアンス研修の内容や目的を伝えて、開講としています。その日から翌月15日を期限として、受講および理解度テストの受験を促していきます。

受講を促すための工夫としては、毎週火曜日にチャットツールを通じて全従業員向けに「何名が合格、何名が未受講」といった受講状況を共有するようにしています。また、受講期日の前週に行われるマネージャー層の会議にて未受講者を共有することで、マネージャーを通じて受講を促してもらうといった働きかけも行います。こうした取り組みによって100%に近い受講率を維持できています。

また、各部署に少なくとも1人以上は受講を呼びかけてくれる従業員がいる点も心強い限りです。この点は当社のカルチャーだと思っており、研修受講に限らず、組織・チームの一員として社内期日は必ず守るべきという考えが根付いている人が多いように感じます。


eラーニングで高い受講率を実現するためのポイントを教えてください。

主に3つあると考えています。1つ目は、なぜ受講すべきかの目的を明確にして「自分ごと」で捉えてもらうことです。2つ目は、やはり運営側がリマインドを怠らないこと。そして3つ目は、マネージャーや同部署のメンバーからの呼びかけがあることです


苦労されたこと、注力した点などがあれば、教えてください。

契約直後から導入、運用が軌道に乗るまでは様々な工夫を要しましたね。

まずサービスを契約した昨年11月から約1ヶ月間は、自分自身でAirCourseを使い込みました。カスタマーサクセスの方にも非常に丁寧にフォローをしていただきながら、まずは私自身が理解を深められるように努めたんです。

その上で、各従業員が抵抗感なく受け入れられるように「受講が楽になります」と表現し、従来の時間や場所に縛られていた集合型研修からいかに改善されるのかを強調して伝えました。

また、マンネリ化や中だるみを防ぐために年間の受講スケジュールおよび学習パスを策定し、自作のAirCourse活用マニュアルとあわせて共有しています。

その他については従業員からの問い合わせもほとんど無く、スムーズに運用できている印象です。

コンプライアンス研修以外にも様々な取り組みをなされているかと思いますが、他にあれば教えてください。

コンプライアンス研修以外では、入社時研修を実施しています。また、広告を制作するメンバー向けに入社2ヶ月以内に必ず「景品表示法」や「薬機法」に関するテストなども実施しています。ちなみにこれらのテストは1回限りではなく、年次で受験することになっています。

その他には、事業に関係するような行政処分などのニュースがあった際に、法務からそれぞれの部署の会議に参加させて頂き、情報共有なども行っております。

このあたりも今後はAirCourseで実施ができると良いなと考えております。


AirCourse活用により、実感できた効果があれば教えてください。

運営側と受講側それぞれの工数を大幅に削減できたことを実感しています。運営側としては、資料作成と受講管理にかかる工数を削減できました。一方で受講側においては、PCやスマホでいつでもどこでも受講できるようになったことで「受講しやすくなった」という声が挙がっています。


今後の展開・展望を教えてください。

AirCourseを用いたコンプライアンス研修は「従業員のため」に実施しているので、アンケートを実施して効果測定を行いたいと考えています。これにより、研修が情報の伝達で終わらず行動変容を促せているのかをあらためて確認し、「研修の目的意識の強化」につなげていきたいですね。また、受講者が興味・関心のあるテーマを確認することで、一方的な情報伝達にならないような研修体制を確立する予定です。

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